院長コラム
「顔が大きい」ことがコンプレックスで、鏡を見るたびにため息をついていませんか。写真を撮ると顔だけが目立ってしまう、エラが張っていてベース顔に見える、面長で顔全体のバランスが悪い気がするなど、顔の大きさに関する悩みは多くの方が抱えています。顔が大きいと感じる原因は骨格だけでなく、脂肪のつき方やむくみ、筋肉の発達などさまざまです。この記事では、顔が大きい原因と治し方について、東銀座のリノクリニックが医学的な視点から解説します。セルフケアで対処できること、そして美容医療でしか改善が難しい領域を明確にし、ご自身に合った小顔への道筋を見つけていただくことが本記事の目的です。
この記事でわかること
・顔が大きく見える主な原因とその見分け方
・セルフケアで改善できる範囲と限界
・骨切り手術や輪郭整形による本格的な治し方
・当院での治療の流れや費用目安
顔が大きい原因は大きく5つ
顔が大きいと感じる原因は、単にひとつの要素で決まるわけではありません。複数の要因が組み合わさることで、実際の骨格以上に顔が大きく見えていることも少なくありません。ここでは代表的な5つの原因を解説します。
骨格そのものが大きいケース
エラの骨(下顎角)が横に張り出している方や、頬骨が高く外側に突出している方は、骨格由来で顔が大きく見えます。いわゆるベース顔やホームベース型と呼ばれるタイプがこれに該当します。また、顎が長い方や面長の方は縦方向に顔が大きく見える傾向があります。骨格が原因の場合、ダイエットやマッサージでは根本的な改善が困難です。
脂肪が蓄積しているケース
頬や顎下に皮下脂肪が多くつくと、フェイスラインがぼやけて顔が大きく見えます。二重顎が気になる方や、体重が増えると真っ先に顔に肉がつくという方はこのタイプです。バッカルファットと呼ばれる頬の深い部分の脂肪が多い場合、痩せても顔だけ丸いままになることがあります。
むくみ・筋肉の発達
塩分の過剰摂取やアルコール、睡眠不足によるむくみは、一時的に顔を大きく見せます。また、食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は咬筋が発達してエラが張って見えることがあります。むくみは生活習慣の改善で軽減できますが、咬筋の肥大はボツリヌストキシン注射などの治療が有効な場合もあります。
たるみによる輪郭の崩れ
加齢に伴い皮膚や皮下組織がたるむと、フェイスラインが下垂して顔が大きくなってきたと感じる方が増えます。ほうれい線が深くなった、マリオネットラインが目立つようになったという変化も、顔の面積を広く見せる要因のひとつです。
ハチの張りや頭蓋骨の形
頭のハチが張っている方は、正面から見たときに顔の上部が広く見え、全体的に顔が大きい印象になります。ヘアスタイルでカバーしている方も多いですが、根本的には骨格の問題であるため限界があります。
顔が大きい原因別の治し方
顔が大きいことへの対処法は、原因によって大きく異なります。ここではセルフケアから美容医療まで、原因に応じた治し方を段階的にご紹介します。
セルフケアで対処できる範囲
むくみが原因の場合は、塩分を控えた食事、十分な水分摂取、適度な運動、良質な睡眠を心がけることで改善が期待できます。リンパマッサージも一定の効果がありますが、過度な力で行うと皮膚を傷める可能性があるため注意が必要です。脂肪が原因の場合は、全身のダイエットにより顔まわりの脂肪も減少することがあります。ただし、部分痩せは医学的に困難とされており、顔だけを集中的に細くすることは難しいのが現実です。
注射・非手術的な治し方
咬筋の発達でエラが張っている場合、ボツリヌストキシン注射によって筋肉のボリュームを減らすことができます。効果は施術後2週間から1か月程度で実感でき、約4から6か月持続するのが一般的です。脂肪溶解注射は顎下の脂肪を減らす方法として選ばれることがありますが、効果には個人差があります。たるみに対しては糸リフトやハイフなどの選択肢もありますが、骨格由来の大きさには対応しきれない点を理解しておく必要があります。
骨切り手術による根本的な改善
骨格そのものが顔の大きさの原因である場合、骨切り手術が最も根本的な治し方です。エラ削り(下顎角形成術)、頬骨骨切り術、オトガイ形成術など、気になる部位に応じた術式を選択します。当院の院長は、骨切り手術においては「患者さま一人ひとりの骨格バランスを三次元的に分析し、削りすぎによる不自然さを避けることが最も重要」と考えています。数ミリ単位の調整が仕上がりに大きく影響するため、CT撮影やセファロ分析を用いた精密な術前計画が欠かせません。
施術の料金について詳しく知りたい方は、当院の料金ページをご確認ください。
骨切り手術の流れと治し方の実際
骨切り手術は大がかりな印象がありますが、現在は口腔内からアプローチする方法が主流であり、顔の表面に傷が残りにくい点が特徴です。ここでは手術の一般的な流れをご紹介します。
STEP 1|カウンセリングと精密検査
まず医師が顔の骨格を触診・視診で確認し、CT撮影や顔面の計測を行います。正面・横顔・斜めなど複数の角度から分析し、どの骨をどの程度調整するかを具体的に計画します。リノクリニック東銀座では、患者さまのご希望と医学的に適切な範囲を丁寧にすり合わせることを大切にしています。
STEP 2|手術当日
全身麻酔下で手術を行います。エラ削りの場合、手術時間は片側あたり約1から2時間が目安です。口の中の粘膜を切開して骨にアクセスするため、外側に目立つ傷は基本的にできません。頬骨骨切りの場合は口腔内とこめかみ部分の小切開を併用することがあります。
STEP 3|術後の経過とダウンタイム
術後は腫れや内出血が出ますが、約1から2週間で大部分の腫れは落ち着きます。当院での診療経験では、術後2週間の時点で約7割の腫れが引き、1か月後にはかなり自然なラインに近づく方が多い印象です。完全に仕上がるまでは3から6か月を見ていただくのが一般的です。デスクワークであれば術後1から2週間程度で復帰される方が多いですが、激しい運動や飲酒は最低1か月は控えていただきます。
STEP 4|術後検診とアフターケア
術後は定期的な検診で骨の安定や傷の治りを確認します。しびれや違和感が残る場合もありますが、多くは数か月で改善します。
銀座エリアで骨切り手術を検討されている方は、まずカウンセリングで医師に直接ご相談いただくことをおすすめします。当院の輪郭整形の実際の変化については症例写真でもご確認いただけます。
顔が大きい悩みの治し方の選び方
顔が大きいことへの治し方は、原因の見極めが最も重要です。ここでは、ご自身に合った治療を選ぶためのポイントをまとめます。
まず確認していただきたいのは、顔の大きさの主な原因が骨格なのか、脂肪なのか、むくみや筋肉なのかという点です。痩せているのに顔が大きい、親族にも同じ骨格の人が多いという場合は骨格由来である可能性が高くなります。一方、体重の増減で顔のサイズが変わる方は脂肪やむくみの要素が大きいでしょう。
骨格由来の場合は骨切り手術が最も効果的ですが、費用は部位や範囲によって大きく異なります。エラ削りの場合、一般的な参考価格として80万円から150万円程度が目安となります。確定金額はカウンセリングでご案内いたしますので、まずは診察を受けていただくことが大切です。日本形成外科学会や日本美容外科学会(JSAPS)の認定施設や、十分な手術実績を持つ医療機関を選ぶことも重要なポイントです。
複合的な原因で顔が大きく見えている場合は、骨切りと脂肪吸引を組み合わせたり、骨切りの術後にボツリヌストキシン注射で仕上げるなど、複数のアプローチを段階的に行うこともあります。中央区にある当院では、患者さまの骨格と軟部組織の状態をトータルに評価し、最適な治療プランをご提案しています。
横顔が気になる方、Eラインが整わないとお悩みの方は、顎の前後的な位置関係にも注目する必要があります。受け口やしゃくれ、顎が引っ込んでいるといった悩みも、骨切りやオトガイ形成術で改善が期待できるケースがあります。いずれの場合も効果には個人差がありますので、医師と十分に相談したうえで判断してください。
顔が大きい原因と治し方に関するQ&A
Q. エラが張っていて顔が大きいのですが、骨切りとボツリヌストキシン注射のどちらがよいですか。
A. エラの張りが骨格由来の場合は骨切り(下顎角形成術)が根本的な改善法です。咬筋の発達が主な原因であればボツリヌストキシン注射で対応できることもあります。当院では触診やCT検査で骨と筋肉それぞれの影響を判断し、適切な方法をご提案します。効果には個人差がありますので、まずはカウンセリングにお越しください。
Q. 顔が大きいのが悩みですが、骨切り手術のダウンタイムはどのくらいですか。
A. エラ削りの場合、大きな腫れは術後1から2週間で落ち着きます。内出血は2から3週間で目立たなくなる方が多いです。デスクワークなら術後10日から2週間程度で復帰される方が多い印象です。完全な仕上がりまでは3から6か月を見ていただきます。術後経過には個人差がありますので、詳細は診察時にご説明いたします。
Q. 小顔になりたいのですが、頬骨が出ていて顔のバランスが悪いのは治せますか。
A. 頬骨の突出は頬骨骨切り術で改善できる可能性があります。頬骨を内側に移動させることで顔の横幅が縮小し、バランスの良い輪郭に近づけます。東京で頬骨骨切りを検討されている方は多く、当院でもご相談いただくケースが増えています。骨の形状によって術式が異なりますので、まずは精密検査を受けていただくことをおすすめします。
まとめ
顔が大きい原因と治し方について、本記事の要点を整理します。
- 顔が大きく見える原因は骨格、脂肪、むくみ、筋肉の発達、たるみの5つに大きく分けられる
- むくみや軽度の脂肪はセルフケアや生活習慣の改善で対処できる場合がある
- 咬筋の発達にはボツリヌストキシン注射、脂肪には脂肪吸引や脂肪溶解注射などの選択肢がある
- 骨格が根本原因の場合は骨切り手術が最も効果的な治し方であり、エラ削りや頬骨骨切りなどの術式がある
- 効果には個人差があるため、信頼できる医療機関で精密検査を受けたうえで判断することが大切
顔が大きいことでお悩みの方は、まず原因を正確に見極めることが改善への第一歩です。セルフケアで限界を感じている方は、医師による専門的な診察を受けてみてはいかがでしょうか。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、東銀座駅から徒歩圏内にある外科専門医が在籍するクリニックです。骨切り・輪郭整形をはじめとする美容外科診療を行っており、カウンセリングから術後のアフターケアまで一貫して対応しています。顔が大きいことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.07.20



