院長コラム
「エラが張っていて顔が大きく見える」
「頬骨が高くて顔が平面的な印象になっている」
「あご先が短くて、横顔のバランスが気になる」
このような悩みをお持ちの方に、「輪郭3点手術」という選択肢があります。輪郭3点手術とは、顔の骨格に直接アプローチする手術で、フェイスラインや顔全体のバランスを根本から変えることができる施術です。
この記事では、輪郭3点手術の概要・それぞれの術式の特徴・ダウンタイム・費用について解説します。
目次
この記事でわかること
- 輪郭3点手術とは何か
- 頬骨・エラ・オトガイそれぞれの手術の内容と効果
- どんな悩みを持つ方に適しているか
輪郭3点の骨切り手術とは
輪郭3点手術とは、頬骨(ほほぼね)・エラ(下顎角)・オトガイ(あご先)の3か所を組み合わせて行う顔の骨格手術の総称です。
顔の輪郭は、骨の大きさ・位置・形によって大きく左右されます。脂肪吸引やフェイスリフトが「軟部組織」に働きかけるのに対し、輪郭3点手術は「骨格そのもの」を変えるため、より根本的・永続的な変化が期待できます。
3点を同時に手術することで、顔全体のバランスを一度に整えることができ、「どこか一か所だけ変えた」という不自然さが出にくいのも特徴です。もちろん、悩みに応じて1か所だけ、あるいは2か所を組み合わせることも可能です。
当院の輪郭整形の症例はこちらからご覧いただけます
https://lino.clinic/case/rinkaku/
輪郭3点・骨切りの各術式
頬骨の手術(頬骨縮小術)
どんな悩みに対応するか
- 頬骨が高く・横に張り出しており、正面顔が平たく見える
- 頬骨の出っ張りにより、顔が大きく見える
- 45度斜め方向から見たときに頬骨の突出が気になる
術式の概要
頬骨縮小術では、頬骨を切り内側に押し込んで固定する方法が一般的です。主なアプローチとして以下のような術式があります。
頬骨弓縮小(ザイゴマリダクション):こめかみ付近の頭皮内や口腔内から切開し、頬骨弓を骨折・内側移動させて小さく見せる方法
頬骨体部の削り:骨を直接削ることで突出を抑える方法
術式の選択は骨格の状態・希望する変化によって異なります。口腔内からのアプローチで行われる場合、顔の外側に傷跡が残りません。
ダウンタイムの目安
術後2〜3日:腫れ・むくみがピーク
術後1〜2週間:日常生活・軽作業が可能
術後1〜3ヶ月:腫れが落ち着き、変化が安定してくる
エラの手術(下顎角形成術)
どんな悩みに対応するか
- 横から見るとエラが張り出しており、顔の輪郭が四角く見える
- 正面から見て顔が大きく・幅広く見える
- フェイスラインをすっきりしたい
術式の概要
エラ張りの原因には骨のエラ(骨性エラ)と筋肉のエラ(咬筋の発達)があります。下顎角形成術では骨のエラに対してアプローチします。
骨切り法:下顎角(エラ)の骨を切り取ることで輪郭を丸くする方法。変化量が大きい
骨削り法:骨の表面を削り、エラの出っ張りを滑らかにする方法。変化は控えめ
どちらも口腔内からアプローチするため、顔の外側に傷跡は残りません。
筋肉のエラが原因の場合は、ボトックス注射(咬筋への注射)でアプローチする方法もあります。手術とは異なりますが、軽度の場合や手術前のお試しとして選ばれることもあります。
ダウンタイムの目安
術後2〜4日:腫れ・むくみがピーク
術後1〜2週間:日常生活・仕事復帰(デスクワーク)が可能
術後1〜3ヶ月:腫れが引き、フェイスラインの変化がはっきり出る
オトガイの手術(オトガイ形成術)
どんな悩みに対応するか
- あご先が短く、顔が丸い・のっぺりして見える
- あご先が引っ込みすぎており横顔のラインが不自然
- あご先を前に出してEラインを整えたい
- あごが長すぎるので短くしたい
- 左右の非対称が気になる
術式の概要
オトガイ形成術は、あご先の骨を切って前後・上下・左右に移動させる、または削る手術です。
オトガイ前進術:あご先を前方・下方に移動させることで、Eラインの改善・横顔のバランス向上が期待できる
オトガイ後退・縮小術:あご先が前に出すぎている・長すぎる場合に後退・短縮させる
オトガイ非対称修正:左右のバランスを整える
手術はすべて口腔内からのアプローチで行われ、顔の外側に傷跡は残りません。
ダウンタイムの目安
術後2〜3日:腫れ・むくみがピーク
術後1〜2週間:日常生活・軽作業が可能
術後1〜2ヶ月:腫れが落ち着き、変化が安定してくる
輪郭3点手術の共通した特徴
傷跡について
輪郭3点手術はいずれも口腔内(口の中)からのアプローチが基本となります。そのため、顔の外側に傷跡が残りません。術後は口腔内の傷が徐々に回復します。
全身麻酔について
輪郭3点手術は一般的に全身麻酔で行われます。手術中の痛みはなく、術後に麻酔から回復した後に帰宅(または入院)となります。施設により異なりますが、日帰り〜1泊程度の入院が必要なケースが多いです。
後戻りについて
骨を切り・削り・移動させた後は、プレートやスクリューで固定します。骨が安定すれば基本的に後戻りはほとんどありません。
骨切り手術のダウンタイム
術後1〜3日:腫れ・むくみがピーク。安静が必要
術後1週間:日常生活・デスクワーク可能になる方が多い
術後2週間:外出・軽作業・コンシーラーでの対応が可能に
術後1ヶ月:腫れが大幅に改善。骨格の変化を実感しやすくなる
術後3〜6ヶ月:骨格が安定し、完成に近い状態
食事は術後しばらく柔らかいものを中心にしていただきます。通常の食事に戻れるのは個人差がありますが、術後1ヶ月前後が目安です。
輪郭3点・骨切りの費用目安
輪郭3点手術は自費診療です。術式・組み合わせ・施設によって費用が異なります。
1か所の手術:50万〜150万円前後
3点セット(同時施術):200万〜400万円前後
当院の料金表はこちらをご確認ください。
https://lino.clinic/price/
費用は術式・個人の状態・検査内容により異なります。詳細はカウンセリングにてご確認ください。
カウンセリングのご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
よくある質問
Q. 3点同時に手術したほうがいいですか?
A. 顔全体のバランスを整えたい場合、3点同時手術は一度のダウンタイムで完成させられるメリットがあります。ただし、1か所だけ悩みがある方は1か所のみの手術でも十分な変化を感じられることが多いです。カウンセリングでご相談ください。
Q. 骨切りのリスクが心配です。
A. 骨切り手術では、感覚の変化(麻痺感)・感染・骨の固定不良などのリスクが伴います。これらのリスクについてはカウンセリングにて詳しくご説明します。
Q. 頬骨が高いのはボトックスや脂肪吸引では改善できませんか?
A. 頬骨の高さ・突出は骨格の問題であるため、ボトックスや脂肪吸引では根本的な改善は難しいとされています。骨格アプローチが有効なケースが多いです。
Q. 術後いつから社会復帰できますか?
A. デスクワーク中心の方であれば、術後1〜2週間で復帰される方が多いです。接客・人前に立つ仕事の場合は、腫れが落ち着く術後3〜4週間程度を目安にされる方もいます。
まとめ
- 輪郭3点手術とは、頬骨・エラ・オトガイの骨格を変える根本的な治療
- 頬骨縮小・エラ削り・オトガイ形成、それぞれ異なる悩みに対応
- 口腔内からのアプローチで、顔の外側に傷跡が残らない
- 3点同時施術で顔全体のバランスを一度に整えることも可能
- ダウンタイムは術後1〜2週間で日常生活に戻れるケースが多い
「自分に合った術式は何か」「どこを変えると印象が変わるか」はカウンセリングで医師がシミュレーションを使いながら丁寧にご説明します。まずはお気軽にご相談ください。
リノクリニック東銀座での輪郭手術
当院では頬骨縮小・下顎角形成・オトガイ形成をはじめとする顔の骨格手術を専門的に行っています。院長をはじめとする外科医チームが担当し、術前シミュレーション・術後のフォローアップまで丁寧にサポートします。
「どこをどう変えれば顔のバランスが整うか」「手術のリスクについて聞きたい」という方も、カウンセリングで何でもご相談ください。
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この記事は医療広告ガイドラインに基づき、正確な情報提供を目的として作成しています。個々の症状・適応については医師の診断をもとに判断します。
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.04.20



