院長コラム
「エラが張っていて、顔が四角く見える」
「正面から見たときの顔の輪郭が気になる」
「エラ削りでどのくらい変わるのか知りたい」
エラの張りは、顔の輪郭の印象を大きく左右する要素です。エラが張っていると顔が大きく見えたり、角ばった印象を与えることがあります。エラ削り(下顎角形成術)は、骨格そのものにアプローチして輪郭を整える手術です。
この記事では、エラ削りの手術内容・効果・ダウンタイム・リスクについて解説します。
目次
この記事でわかること
- エラ削り(下顎角形成術)とはどのような手術か
- エラが張る原因と手術の適応
- 期待できる効果とダウンタイムの目安
- リスクと手術を受ける際のポイント
エラ削りの原因と治療の適応
エラの張りには、おもに2つの原因があります。
骨格によるもの
下顎角(下あごの角の部分)が発達して大きく張り出している状態です。骨が原因の場合、マッサージやボトックスでは根本的な改善が難しく、骨切り・骨削りによる手術が必要になります。
咬筋(こうきん)の発達によるもの
食いしばりや歯ぎしりの習慣がある方は、咬筋(エラ部分の筋肉)が肥大していることがあります。筋肉が原因の場合は、ボトックス注射(エラボトックス)で筋肉を細くする治療が有効なこともあります。
骨と筋肉の両方が原因になっているケースもあります。原因を正確に判断するには、CT撮影による骨格の確認が必要です。初診時にどちらが原因かを診断し、最適な治療法をご提案します。
エラ削りの手術内容と術式
エラ削り(下顎角形成術)は、下顎角の骨を切除・削って輪郭をすっきりさせる手術です。口腔内(口の中)からアプローチするため、顔の表面に傷跡が残ることはありません。
手術は全身麻酔で行い、手術時間は1〜2時間程度です。
おもな術式
下顎角切除術
下顎角の骨を直線的に切除し、張り出した角を取り除く方法です。正面・横顔の両方から効果が見えやすい術式です。
骨削り法
サジタルソー(電動骨切り器具)などを用いて、下顎角を少しずつ削ってなめらかな曲線を作る方法です。自然な仕上がりを重視する場合に適しています。
切除+骨削り併用法
角の大きな部分は切除し、周囲を削ってなめらかにつなげる方法です。多くのケースでこの併用法が用いられます。
どの術式が適しているかは骨格によって異なります。CT撮影に基づいて医師が判断します。
当院の輪郭整形の症例はこちらからご覧いただけます
https://lino.clinic/case/rinkaku/
エラ削りで期待できる効果
エラ削りによって、以下のような変化が期待できます。
- 正面から見た顔の横幅が小さくなり、卵型のシルエットに近づく
- 横顔のエラの張り出しが軽減される
- 角ばった印象がやわらかくなり、女性的な輪郭に変わる
- 小顔効果が得られ、顔全体のバランスが改善する
ただし、骨格の状態や切除量によって効果の程度は異なります。「自分の場合はどのくらい変わるか」は、CT画像をもとにカウンセリングで具体的にお伝えします。
エラ削りのダウンタイム目安
術後1〜3日:強い腫れと内出血が出始める時期
術後4〜5日:腫れのピーク。早い方はこの時期からデスクワーク復帰も可能
術後2週間:腫れの7割ほどが引く。マスク着用で外出可能になる方が多い
術後1か月:腫れの9割ほどが落ち着く
術後1〜3ヶ月:むくみが徐々に引き、輪郭の変化を実感しやすくなる
術後6ヶ月〜1年:完成に近い状態へ
仕事復帰の目安
・デスクワーク:早い方は術後4〜5日目から。マスクをしていれば可能な方が多い
・接客業:術後2〜3週間
・肉体労働・スポーツ:術後1〜2ヶ月
腫れを気にしなければ、どんどん生活のリズムを戻していただいて構いません。
ダウンタイム中の過ごし方やスケジュール調整についてのご相談も、カウンセリング時にお受けしています。
カウンセリングのご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
エラ削りのリスクと合併症
エラ削りは全身麻酔で行う骨切り手術です。以下のリスクがあることを事前にご理解ください。
- 腫れ・内出血:腫れのピークは術後4〜5日、2週間で7割、1か月で9割ほど落ち着く。頭を高くした就寝姿勢や冷却で軽減を図る
- 感覚の変化:下あご・下唇周辺にしびれ・感覚鈍麻が一時的に生じることがある。多くの場合、数ヶ月で回復する
- 左右差:もともとの骨格に左右差がある場合、完全に対称にすることは難しい
- 感染:まれに術後感染が起こる可能性がある
- 下歯槽神経の損傷:下あごの骨の中を走行する神経に影響が出るリスクがある。経験豊富な医師による慎重な手術が必要
これらのリスクを最小限に抑えるために、CT撮影による骨格・神経の位置の確認と、解剖を熟知した医師による手術が重要です。
エラ削りが向いている方とは
- エラの骨の張り出しが原因で顔が大きく見えることに悩んでいる方
- ボトックスでは効果が不十分だった方(骨格が原因の場合)
- 角ばった輪郭をやわらかい印象に変えたい方
- 輪郭3点(頬骨・エラ・オトガイ)の一環として検討している方
エラボトックスで対応可能な場合もあります。まずは原因が骨格なのか筋肉なのかを確認するために、初診時にCT撮影を含む診察を受けることをお勧めします。
よくある質問
Q. エラ削りの手術時間はどのくらいですか?
A. 1〜2時間程度が目安です。全身麻酔で行うため、手術中の痛みはありません。
Q. 入院は必要ですか?
A. 当院では日帰り手術で対応しています。術後の状態を確認した上でご帰宅いただきます。
Q. エラ削りとボトックス、どちらがいいですか?
A. 骨格が原因の場合はエラ削り、筋肉の発達が原因の場合はボトックスが適しています。両方が原因のケースもあるため、CT撮影で正確に診断した上で判断します。
Q. 頬骨削りやオトガイ形成と同時にできますか?
A. はい、可能です。輪郭全体のバランスを考慮して、複数の骨切り手術を同時に行うケースは多くあります。
Q. 費用はどのくらいですか?
A. エラ削りは自費診療です。術式・範囲によって費用が異なります。当院の料金表はこちらをご確認ください。
https://lino.clinic/price/
まとめ
- エラ削り(下顎角形成術)は下顎角の骨を切除・骨削りして輪郭を整える手術
- エラの張りの原因は骨格と筋肉の2種類がある。CT撮影で正確に判断する
- 口腔内からアプローチするため、顔に傷跡は残らない
- 腫れのピークは術後4〜5日。2週間で7割、1か月で9割ほど落ち着き、完成は6ヶ月〜1年
- リスクを理解し、経験豊富な医師のもとで受けることが重要
「自分のエラの張りは骨が原因?筋肉が原因?」を確認するだけでも、初診を受ける価値があります。まずはカウンセリングでご相談ください。
リノクリニック東銀座での輪郭整形
当院ではエラ削り(下顎角形成術)をはじめ、頬骨縮小・オトガイ形成など輪郭整形に幅広く対応しています。CT撮影による精密な骨格分析をもとに、一人ひとりに合った手術計画をご提案します。
当院の輪郭整形の症例写真はこちら
https://lino.clinic/case/rinkaku/
初診・カウンセリングのご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
この記事は医療広告ガイドラインに基づき、正確な情報提供を目的として作成しています。個々の症状・適応については医師の診断をもとに判断します。
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.04.27



