院長コラム
Vライン形成に興味はあるけれど、ダウンタイムの長さや仕事復帰のタイミングが気になって一歩を踏み出せない、そんなお悩みを抱えていませんか。Vライン形成はフェイスラインをシャープに整える小顔整形の代表的な施術ですが、骨を削る手術であるため、術後にはある程度のダウンタイムが必要です。仕事をしている方にとっては、いつから日常生活に戻れるのかが最も重要なポイントではないでしょうか。この記事では、リノクリニック東銀座の診療経験をもとに、Vライン形成のダウンタイムの具体的な経過、仕事復帰までのスケジュール、そして回復を早めるための過ごし方を詳しく解説します。
目次
この記事でわかること
- Vライン形成のダウンタイムの期間と症状の時系列的な経過
- 仕事復帰までの目安と職種別に異なるタイミングの考え方
- ダウンタイムを短縮するために術後に気をつけるべき具体的なポイント
- リノクリニック東銀座でのVライン形成に関するよくある質問と回答
Vライン形成ダウンタイムの経過
Vライン形成とは、下顎骨の先端部分であるオトガイ(顎先)を中心に骨を切除・移動させることで、正面から見た際のフェイスラインをV字型に整える手術です。日本美容外科学会(JSAPS)でも報告されている術式であり、エラの張りや顎先の幅が気になる方に適した施術とされています。手術は口腔内からアプローチするため、顔の表面に傷跡が残らない点が大きな特徴です。
ダウンタイムの経過は個人差がありますが、当院での診療経験に基づく一般的な目安を時系列でご紹介します。
術後1日目から3日目の状態
手術直後から術後3日目までが、ダウンタイムのなかで最も症状が強く現れる時期です。顎周辺から頬にかけて強い腫れが生じます。なお、当院ではフェイスバンドによる圧迫固定は行っておりません。術後の腫れを正確に観察し、血腫を早期に発見するため、また気道閉塞のリスクを避けるためです。痛みについては処方する鎮痛薬で十分にコントロールできるケースがほとんどです。内出血が頬や首にまで広がることもありますが、これは正常な経過の範囲内です。食事は流動食やゼリー状のものから始め、口を大きく開ける動作は避けていただきます。この時期は安静を最優先とし、自宅で過ごすことを推奨しています。
術後1週間から2週間の変化
術後1週間を過ぎると、腫れのピークは越えて徐々に引き始めます。当院の医師によると、術後1週間で全体の腫れの約5割から6割が落ち着くケースが多いとされています。内出血は黄色く変色しながら吸収されていきます。2週間目になると、マスクを着用すれば外出しても周囲に気づかれにくい程度にまで回復する方がほとんどです。口腔内の抜糸は吸収糸を使用する場合は不要ですが、術後の経過確認のためにご来院いただきます。しびれや感覚の鈍さが下唇や顎先に残ることがありますが、これはオトガイ神経周辺の一時的な反応であり、多くの場合は数週間から数か月で改善に向かいます。
術後1か月から3か月の仕上がり
術後1か月を迎えると、見た目の腫れは約8割ほど引き、フェイスラインの変化を実感される方が増えてきます。ただし、骨の手術のため深部のむくみが完全に消失するまでには約3か月から6か月かかるとされています。最終的な仕上がりを評価できるのは、術後6か月以降が目安です。効果には個人差がありますので、経過に不安がある場合は遠慮なくご相談ください。
仕事復帰の目安と職種別の判断
Vライン形成を受けるうえで、仕事復帰のタイミングは多くの方が気にされるポイントです。当院での診療経験をもとに、職種ごとの仕事復帰の目安をご案内します。
デスクワーク中心の方の復帰時期
パソコン作業や事務作業が中心のデスクワークであれば、術後7日から10日程度で仕事復帰が可能なケースが多いです。マスクを着用すれば腫れや内出血が目立ちにくくなるため、在宅勤務の環境がある方はさらに早い復帰も検討できます。ただし、長時間うつむいた姿勢を続けると腫れが悪化する場合がありますので、こまめに休憩を取ることが大切です。
接客業や営業職の方の復帰時期
人と対面で話す機会が多い接客業や営業職の方は、術後2週間から3週間程度の休暇を確保されることをおすすめしています。この時期になると腫れや内出血がかなり落ち着き、メイクでカバーできる程度になります。マスクの着用が許可される職場であれば、2週間程度で復帰される方もいらっしゃいます。
肉体労働や運動を伴う方の復帰時期
重い荷物を扱う肉体労働や、激しい運動を伴うスポーツインストラクターなどの職種では、術後3週間から4週間は激しい身体活動を控えることが推奨されます。血圧が上昇する動作は腫れや出血のリスクを高めるため、医師と相談のうえで段階的に活動量を増やしていくことが重要です。
仕事復帰を見据えて手術日を計画的に設定することが、スムーズなダウンタイムの過ごし方につながります。リノクリニック東銀座では、患者さまのお仕事の状況やスケジュールを踏まえたうえで、最適な手術時期をご提案しています。
ダウンタイムを短くする過ごし方
Vライン形成のダウンタイムを少しでも短縮し、早期の仕事復帰を実現するためには、術後の過ごし方が非常に重要です。以下に、当院が推奨する術後の過ごし方を段階的にご紹介します。
STEP 1|術後当日から3日目は安静と冷却を徹底する
手術当日から3日間は、頭を心臓より高い位置に保つようにして就寝し、腫れの軽減を図ります。医師の指示に従い安静を保ってください。患部を冷やす際は、保冷剤をタオルに包んで15分から20分程度を目安に行い、直接肌に当てることは避けます。入浴は控え、首から下のシャワーのみとしてください。
STEP 2|術後4日目から1週間は食事と口腔ケアに注意する
柔らかい食事を中心にし、硬いものや大きく口を開けて食べる必要があるものは避けてください。口腔内の手術のため、食後にうがい薬で口腔内を清潔に保つことが感染予防につながります。処方された抗生剤は必ず指示通りに服用してください。アルコールや喫煙は血行を変化させて腫れを悪化させる原因となるため、最低でも術後2週間は控えることを強くおすすめします。
STEP 3|術後2週間から1か月は段階的に活動を再開する
2週間を過ぎたら、軽いウォーキング程度の運動から段階的に活動量を増やしていきます。ジムでのトレーニングや激しい有酸素運動は術後1か月を目安に再開してください。紫外線対策も忘れずに行い、日焼け止めの使用や帽子の着用を心がけることで、術後の色素沈着リスクを軽減できます。
当院の医師によると、術後の過ごし方を適切に守っていただいた方とそうでない方では、腫れの引き具合に明らかな差が見られるとのことです。自己判断で活動を再開するのではなく、定期検診で経過を確認しながら徐々に日常生活に戻ることが大切です。
Vライン形成の費用とリスクの注意点
Vライン形成を検討するうえで、費用面やリスクについても正しく理解しておくことが重要です。
費用の目安について
Vライン形成の費用は、施術範囲や使用する術式によって異なりますが、一般的には80万円から150万円程度が目安とされています。オトガイ形成のみの場合と、エラ削りを組み合わせた広範囲の施術では費用が大きく変わります。リノクリニック東銀座では、全身麻酔費用、処方薬、術後の経過観察費用を含めたご案内をしております。確定金額はカウンセリングにて、患者さまの骨格の状態や希望するフェイスラインを診察したうえでご案内いたします。
知っておくべきリスクと合併症
Vライン形成は外科手術であるため、以下のリスクや合併症が起こる可能性があります。術後の腫れや内出血は一時的なものですが、下歯槽神経やオトガイ神経への影響による下唇や顎先のしびれが数か月にわたって残る場合があります。また、感染症、左右差、骨の癒合不全といったリスクもゼロではありません。当院では、CT撮影による精密な骨格分析を術前に行い、解剖学的な構造を十分に把握したうえで手術計画を立てることで、これらのリスクを最小限に抑える努力をしています。リスクについてはカウンセリング時に丁寧にご説明し、十分にご理解いただいたうえで施術を行っております。
仕事復帰に向けた当院のサポート
リノクリニック東銀座では、Vライン形成を受ける患者さまが安心して仕事復帰できるよう、術前から術後まで一貫したサポート体制を整えています。
術前のカウンセリングでは、患者さまのお仕事内容やスケジュールを詳しくお伺いし、仕事復帰の希望時期から逆算して手術日をご提案いたします。大型連休やお盆、年末年始を利用して手術を受ける方も多く、計画的なスケジュール設定がダウンタイムの負担を軽減するポイントです。
術後は、経過観察のための定期的なフォローアップ診察を実施しています。術後の状態に応じて、仕事復帰のタイミングについて医師が個別にアドバイスいたします。腫れの引き具合やしびれの回復状況は個人差が大きいため、画一的な基準ではなく、患者さまお一人おひとりの状態を診たうえで判断しています。
また、遠方から来院される方には、術後の宿泊先についてのご相談にも対応しております。術後2日から3日は東京近郊にご滞在いただき、経過を確認してからご帰宅いただくことを推奨しています。効果には個人差がありますが、当院では外科専門医としての知見を活かし、安全性と美しい仕上がりの両立を目指した施術を行っています。
よくある質問
Q. Vライン形成のダウンタイム中、マスクで隠せるようになるのはいつ頃ですか。
A. 個人差はありますが、術後2週間程度でマスクを着用すれば腫れや内出血が目立ちにくくなるケースが多いです。当院では術後の経過写真を用いて回復の目安をご説明しておりますので、カウンセリング時にご確認いただけます。
Q. 仕事復帰後に気をつけるべきことはありますか。
A. 仕事復帰後もしばらくは激しい運動や重い荷物を持つ動作を避けてください。また、長時間下を向く姿勢は腫れの再発につながることがあるため、こまめに姿勢を変えることをおすすめします。飲酒も術後1か月程度は控えることが望ましいです。
Q. Vライン形成の手術時間はどのくらいですか。
A. 手術時間は施術範囲によって異なりますが、オトガイ形成のみの場合は約1時間半から2時間、エラ削りを含む場合は約3時間から4時間が目安です。全身麻酔で行うため、手術中の痛みはありません。術後の回復室での休憩を含め、当日中にご帰宅いただけます。
まとめ
Vライン形成のダウンタイムと仕事復帰について、ポイントを整理します。
- Vライン形成のダウンタイムは術後1週間から2週間が腫れのピークで、1か月程度で約8割の腫れが引く
- デスクワークであれば術後7日から10日、接客業は2週間から3週間、肉体労働は3週間から4週間が仕事復帰の目安
- 術後の安静、冷却、口腔ケア、禁酒禁煙を徹底することでダウンタイムの短縮が期待できる
- 費用は80万円から150万円程度が目安であり、確定金額はカウンセリングで確認する
- 効果には個人差があり、最終的な仕上がりの評価は術後6か月以降が適切
Vライン形成は、計画的にスケジュールを組むことでダウンタイムの負担を最小限に抑えながら理想のフェイスラインを手に入れることができる施術です。お仕事の都合やライフスタイルに合わせた最適なプランを一緒に考えてまいりますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、Vライン形成をはじめとする輪郭形成や小顔整形を専門的に行っているクリニックです。外科専門医としての豊富な経験をもとに、安全性に配慮した丁寧な施術を提供しています。術前のCT分析からアフターケアまで一貫してサポートいたします。
初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.06.05



