院長コラム
糸リフトの持続期間や長持ちさせるコツ、メンテナンスの方法が気になっていませんか。ほうれい線が深くなってきた、フェイスラインがぼやける、たるみが気になって老けて見えるといったお悩みから糸リフトを検討される方は多くいらっしゃいます。せっかく施術を受けるなら、できるだけ効果を長く保ちたいと考えるのは当然のことです。しかし糸リフトは永久的な施術ではなく、糸の種類や施術後の過ごし方によって持続期間が大きく変わります。この記事では、東銀座のリノクリニックが糸リフトの持続期間を種類別に解説し、長持ちさせるための具体的なコツやメンテナンスの考え方まで詳しくお伝えします。効果を最大限に引き出すための情報をぜひ最後までご覧ください。
目次
この記事でわかること
- 糸リフトの種類ごとの持続期間の目安と特徴
- 施術後に効果を長持ちさせるための具体的なコツ
- 適切なメンテナンス頻度とタイミングの考え方
- 糸リフトの効果を左右する日常生活の注意点
糸リフトの持続期間は種類で変わる
糸リフトの持続期間は、使用する糸の素材や構造によって異なります。一般的に糸リフトの効果は6か月から2年程度といわれていますが、この幅が生じるのは糸の種類による違いが大きいためです。ここでは代表的な糸の種類と、それぞれの持続期間の目安をご紹介します。
PDO(ポリジオキサノン)の持続期間
PDOは医療用の吸収性縫合糸として長い歴史を持つ素材です。体内での吸収期間はおよそ6か月から8か月で、糸リフトとしての引き上げ効果の持続期間もおおむね6か月から1年程度が目安となります。比較的早く体内に吸収されるため、初めて糸リフトを受ける方のお試しとしても選ばれることがあります。
PCL(ポリカプロラクトン)の持続期間
PCLはPDOよりも体内での分解吸収に時間がかかる素材で、吸収されるまでに約2年から2年半かかるとされています。そのため引き上げ効果の持続期間も1年半から2年程度と比較的長く、メンテナンスの頻度を抑えたい方に適した素材です。また柔軟性が高く、表情の動きに馴染みやすいという特徴もあります。
PLLA(ポリL乳酸)の持続期間
PLLAはコラーゲン生成を促す作用が期待される素材です。体内での吸収期間はおよそ1年半から2年で、糸が吸収された後もコラーゲンの増生による肌の引き締め効果がしばらく続くとされています。持続期間の目安は1年から1年半程度ですが、肌質改善の恩恵も含めるとそれ以上の満足感を得られる方もいらっしゃいます。
当院の院長は臨床経験から、糸の素材選びだけでなく糸の本数や挿入角度が持続期間に与える影響も大きいと考えています。同じ素材でもたるみの状態や骨格に合わせた設計を行うことで、効果の持続期間は変わってきます。銀座エリアで糸リフトをお考えの方は、カウンセリングで自分に合った素材と本数を相談することが大切です。
糸リフトを長持ちさせるコツ

糸リフトの効果を少しでも長持ちさせるためには、施術後の過ごし方が重要です。日常生活で意識できるコツを取り入れることで、糸の引き上げ効果を最大限に活かすことができます。
施術直後の過ごし方が鍵になる
施術後1週間から2週間は、糸が組織にしっかり定着するための大切な期間です。この時期に顔を強くこすったり、大きく口を開ける動作を繰り返したりすると、糸がずれるリスクが高まります。洗顔やスキンケアの際も優しく触れることを意識してください。また横向きやうつ伏せでの就寝は糸に余計な力がかかるため、できるだけ仰向けで寝ることをおすすめします。
紫外線対策と保湿を徹底する
紫外線はコラーゲンを分解し、肌のたるみを加速させる大きな要因です。糸リフトの効果を長持ちさせるためには、日焼け止めの使用や帽子、日傘などによる紫外線対策を日常的に行うことが欠かせません。また肌の乾燥もハリの低下につながるため、ヒアルロン酸やセラミド配合の保湿剤で肌の水分バランスを保つことも大切です。
表情筋への過度な負荷を避ける
糸リフトの施術後に頬杖をつく習慣や、歯を食いしばるクセがある方は注意が必要です。これらの動作は施術部位に持続的な負荷をかけ、糸の固定力を弱める原因になり得ます。また硬い食べ物を長時間噛み続けることも同様です。特に施術後1か月程度は意識的にこれらの習慣を控えてください。
当院での診療経験では、施術後のケアを丁寧に行った方は、そうでない方と比べて効果の持続感に明らかな違いがあります。糸リフトは施術を受けて終わりではなく、その後のセルフケアも含めてトータルで考えることが長持ちのコツです。
メンテナンスの頻度とタイミング
糸リフトは吸収性の糸を使用するため、永久的に効果が続くわけではありません。効果を維持したい場合は、定期的なメンテナンスを計画的に行うことが重要です。
理想的なメンテナンス間隔の目安
一般的には、前回の施術から1年から1年半程度のタイミングでメンテナンスを検討される方が多い傾向にあります。ただしこの間隔は糸の種類やたるみの進行具合、年齢によっても異なります。PDOの場合は8か月から1年程度、PCLの場合は1年半から2年程度を目安に次の施術を検討するとよいでしょう。
メンテナンスのメリット
定期的にメンテナンスを行うことで、糸の周囲に形成されたコラーゲン組織の上にさらに新しいコラーゲンが生成されるという好循環が期待できます。日本美容外科学会(JSAPS)の報告でも、繰り返しの施術によってコラーゲンの蓄積効果が高まる可能性が示唆されています。2回目以降は少ない本数で十分な効果が得られるケースもあり、費用面での負担軽減につながることもあります。
メンテナンスを始めるベストタイミング
完全に効果がなくなってからではなく、まだ効果が残っているうちに次の施術を受けることが理想的です。具体的には、前回の施術効果が7割から8割程度残っている段階でメンテナンスを行うと、常にリフトアップされた状態を維持しやすくなります。中央区にある当院では、施術後の経過に合わせてメンテナンス時期のアドバイスも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
効果に影響する生活習慣と注意点

糸リフトの持続期間は施術の技術や糸の種類だけでなく、日頃の生活習慣にも左右されます。ここでは意外と見落とされがちなポイントをお伝えします。
体重の急激な変動に注意する
短期間で大幅に体重が変動すると、顔の脂肪量が変化しフェイスラインの形状が変わります。特に急激な体重減少は皮膚のたるみを悪化させ、糸リフトの効果を損なう原因になり得ます。ダイエットを行う場合は1か月に体重の5パーセント以内を目安にゆるやかな減量を心がけてください。
喫煙と飲酒の影響
喫煙は血流を悪化させ、コラーゲンの生成を妨げます。糸リフトの効果を長持ちさせたい方にとって喫煙は大きなマイナス要因です。また過度な飲酒はむくみの原因となり、フェイスラインのぼやけを招きやすくなります。施術前後は特に禁煙と節酒を意識することが効果の持続に直結します。
他の施術との組み合わせ
東京で糸リフトを検討される方の中には、ヒアルロン酸注入やハイフなどと併用を考える方も少なくありません。糸リフトで引き上げた後にヒアルロン酸で凹みを補填する、あるいはハイフで皮膚の引き締めを加えるなど、複数のアプローチを組み合わせることで総合的な若返り効果が期待できます。ただし施術の間隔や順序は医師と十分に相談して決めることが重要です。
リノクリニック東銀座では、マリオネットラインや二重顎など患者様それぞれのたるみの状態に合わせた施術プランをご提案しています。糸リフト単体で十分な効果が見込める場合と、他の施術を組み合わせた方がよい場合がありますので、まずはカウンセリングで現在の状態を確認させていただくことをおすすめします。
糸リフトの持続期間に関するQ&A
Q. ほうれい線が深くて老けて見えるのですが、糸リフトでどのくらい持続しますか?
A. ほうれい線へのアプローチとして糸リフトを行った場合、持続期間は使用する糸の種類によりますが、おおむね6か月から2年程度が目安です。ほうれい線は表情筋の動きが大きい部位のため、PCLやPLLAなど持続期間の長い素材を選ぶことで効果を長く保ちやすくなります。効果には個人差があります。
Q. 糸リフトのメンテナンスは何回まで繰り返せますか?
A. 糸リフトは吸収性の糸を使用するため、回数に厳格な制限はありません。定期的なメンテナンスを行うことでコラーゲンの蓄積が期待でき、回を重ねるごとに少ない本数で効果を維持できる場合もあります。ただし個々のたるみの状態により適切な間隔は異なりますので、医師と相談のうえ計画を立てることが大切です。
Q. フェイスラインがぼやけてきたのですが、糸リフトを長持ちさせるコツはありますか?
A. 糸リフトを長持ちさせるコツとして、紫外線対策と保湿の徹底、施術直後の安静、体重の急激な変動を避けることが挙げられます。また仰向けでの就寝や頬杖をつかないなどの日常習慣の見直しも効果的です。完全に効果がなくなる前にメンテナンスを行うことで、常に整ったフェイスラインを維持しやすくなります。
まとめ
糸リフトの持続期間と長持ちのコツについて、要点を整理します。
- 糸リフトの持続期間は糸の種類によって6か月から2年程度と幅がある
- PDOは約6か月から1年、PCLは約1年半から2年、PLLAは約1年から1年半が目安
- 長持ちさせるコツは紫外線対策、保湿、施術直後の安静、生活習慣の見直し
- メンテナンスは効果が7から8割残っているうちに行うのが理想的
- 喫煙や急激な体重変動は効果の持続を妨げる要因となる
- 効果には個人差があるため、医師との相談のうえ自分に合った計画を立てることが大切
たるみやほうれい線、フェイスラインのぼやけにお悩みの方は、まずは専門的な診察を受けて自分に合った施術プランを確認してみてください。東銀座のリノクリニックでは、カウンセリングにて一人ひとりの状態を丁寧に診察し、最適なご提案をいたします。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、東京都中央区東銀座に位置する美容外科クリニックです。外科専門医である院長が糸リフトをはじめとするたるみ治療のカウンセリングから施術までを一貫して担当いたします。お悩みに合わせた丁寧なご提案を心がけております。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)。
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.08.24



