院長コラム
小陰唇の左右差が気になる、片側だけ大きくて見た目のバランスが悪いとお悩みではありませんか。小陰唇縮小は両側を同時に行うイメージが強いかもしれませんが、実は左右差の程度によっては片側だけの手術で十分に整えられるケースも少なくありません。左右差があると下着との摩擦で痛みが出たり、衛生面で気になったりと、日常生活に支障をきたすこともあります。しかしデリケートな部位のため、誰にも相談できずに一人で悩んでいる方が多いのも事実です。この記事では、リノクリニック東銀座の診療経験をもとに、小陰唇の左右差が生じる原因から片側だけの小陰唇縮小術の具体的な流れ、費用目安、術後の経過までを詳しく解説します。正しい知識を得ることで、ご自身に合った治療の選択肢を見つけていただけるはずです。
この記事でわかること
・小陰唇に左右差が生じる原因と医学的な背景
・片側だけの小陰唇縮小術の手順や施術時間の目安
・術後のダウンタイムや日常生活への影響
・費用の目安と当院での診療体制
目次
小陰唇の左右差が起きる原因とは
小陰唇は、もともと完全に左右対称であることのほうが珍しい部位です。解剖学的にみると、小陰唇は粘膜と皮膚の移行部に位置する組織であり、その発達の程度には個人差が大きいとされています。成長期のホルモンバランスの変化、加齢による組織の弾力低下、出産時の伸展などが影響し、左右の大きさや形に違いが出ることがあります。
先天的な要因と後天的な要因
左右差には大きく分けて先天的な要因と後天的な要因があります。先天的な要因としては、思春期に左右の成長速度が異なることで差が生じるケースが挙げられます。一方、後天的な要因としては、出産による組織の伸び、慢性的な摩擦刺激、加齢に伴うコラーゲンの減少による皮膚のたるみなどがあります。当院での診療経験では、片側だけが明らかに大きいという方は全体の約3割から4割程度いらっしゃり、決して珍しいことではありません。
左右差を放置するリスク
左右差そのものが健康に深刻な害を及ぼすことは多くありませんが、片側だけが大きいと自転車に乗ったときや長時間歩いたときに摩擦が起きやすくなります。また、下着に巻き込まれて痛みを感じたり、衛生面で汚れがたまりやすくなったりすることもあります。見た目のコンプレックスからパートナーとの関係に消極的になる方もおられます。こうした生活上の不便や精神的な負担がある場合は、片側だけの小陰唇縮小術で改善が期待できます。
片側だけの小陰唇縮小の施術内容
小陰唇縮小術は両側を同時に行う場合が多いですが、左右差の改善を目的とする場合は片側だけを手術することも可能です。片側のみの施術であれば手術時間が短縮されるため、身体への負担も軽減されます。
施術の流れ
リノクリニック東銀座での片側だけの小陰唇縮小術は、以下のステップで行います。
STEP 1|カウンセリングとデザイン
医師が小陰唇の左右差を確認し、仕上がりのバランスを考慮しながら切除ラインをデザインします。反対側の大きさに合わせて自然な左右対称を目指すのか、全体的にやや小さく整えるのかを患者さまと相談して決定します。
STEP 2|局所麻酔
施術部位に局所麻酔を行います。注射時の痛みを軽減するために極細の針を使用します。麻酔が効いた後は施術中の痛みはほとんど感じません。
STEP 3|切除と縫合
余分な組織を丁寧に切除し、吸収糸で縫合します。片側のみの場合、施術時間の目安は約20分から30分程度です。出血を最小限に抑えるため、高周波メスを用いることもあります。
STEP 4|術後の確認と帰宅
止血を確認した後、そのままお帰りいただけます。入院の必要はありません。
副皮切除や陰核包皮切除との併用
小陰唇の左右差を整える際に、副皮(小陰唇の外側にあるひだ状の組織)が目立つ場合は副皮切除術を同時に行うことで、よりバランスの良い仕上がりになることがあります。また、必要に応じて陰核包皮切除や会陰部贅皮切除をオプションとして検討することも可能です。どの施術を組み合わせるかは、カウンセリング時に医師が状態を診た上でご提案いたします。
片側の小陰唇縮小後の経過と注意点
片側だけの施術であっても、術後のダウンタイムや注意事項は両側の場合と基本的に同様です。ただし、手術範囲が小さい分、腫れや違和感が比較的軽度であることが多いとされています。
ダウンタイムの目安
術後1日から3日程度は腫れや鈍い痛みを感じることがありますが、処方する鎮痛薬で十分にコントロールできる範囲です。当院での診療経験では、術後約1週間から2週間で腫れの7割から8割程度が引き、1か月ほどで自然な見た目に落ち着く方がほとんどです。吸収糸を使用するため基本的には抜糸の必要はありませんが、糸の残りが気になる場合は経過観察の際に対応いたします。
日常生活の制限
デスクワーク中心のお仕事であれば、翌日から復帰される方もいらっしゃいます。ただし、自転車や激しい運動は術後2週間から4週間は控えていただくようお願いしています。入浴はシャワーであれば翌日から可能ですが、湯船への入浴は1週間程度お待ちいただくことが一般的です。性交渉については術後4週間から6週間程度は控えていただき、傷が十分に回復してから再開するのが望ましいとされています。効果には個人差がありますので、経過についてはご自身の状態に合わせて医師にご相談ください。
左右差を整える費用の目安と相場
小陰唇縮小術の費用は、片側だけの施術か両側の施術かによって異なります。一般的な費用相場としては、片側のみの場合で約10万円から20万円、両側の場合で約15万円から30万円程度が目安とされています。副皮切除術を併用する場合は追加費用が発生します。
リノクリニック東銀座では、カウンセリング時に施術内容と費用について詳しくご説明しております。確定金額につきましてはカウンセリングでご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。なお、小陰唇縮小術は自由診療(保険適用外)となります。日本美容外科学会(JSAPS)でも婦人科形成は美容医療の一分野として位置づけられており、安全に施術を受けるためには十分な解剖学的知識と手術経験を持つ医師のもとで受けることが大切です。
片側だけの縮小でよくある不安と対処法
片側だけの小陰唇縮小を検討される方からは、反対側とのバランスがうまく取れるのか、将来的にもう片方も手術が必要になるのではないかといった不安の声をいただくことがあります。
当院の医師によると、左右差の改善を目的とした片側の手術では、術前のデザインの段階で反対側との対称性を十分に計測し確認することが最も重要です。ミリ単位での調整を行うことで、自然なバランスに仕上げることが可能です。また、将来的に加齢などで反対側に変化が生じた場合でも、その時点で改めて相談いただくことができますのでご安心ください。
片側だけの手術は左右差の原因が明確な場合に特に適しています。両側の施術と比べて身体的な負担が少なく、費用も抑えられるというメリットがあります。一方で、両側ともにある程度の肥大がある場合は、両側を同時に施術したほうが仕上がりの満足度が高まるケースもあります。どちらが適しているかは患者さまの状態によって異なりますので、カウンセリングで丁寧にご説明いたします。
よくある質問
Q. 小陰唇の左右差は片側だけの小陰唇縮小で本当に整いますか。
A. 片側だけが明らかに大きい場合は、その側のみを切除することで左右のバランスを整えることが可能です。術前にミリ単位で計測し、反対側と自然に揃うようデザインいたします。ただし仕上がりには個人差がありますので、カウンセリングで詳しくご説明いたします。
Q. 片側だけの小陰唇縮小術は痛みが強いですか。
A. 局所麻酔を使用しますので、施術中の痛みはほとんど感じません。術後は軽い鈍痛を感じることがありますが、処方する鎮痛薬で十分に対応できます。片側のみの施術は範囲が限定されるため、両側と比べて術後の腫れや痛みが軽度で済む傾向があります。
Q. 片側だけの手術の場合、費用はどのくらいですか。
A. 片側の小陰唇縮小術の費用目安は約10万円から20万円程度です。副皮切除や陰核包皮切除などを併用する場合は追加費用が発生します。確定金額はカウンセリングにてご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事の要点を整理します。
- 小陰唇の左右差は先天的要因や加齢、出産などの後天的要因で生じ、珍しいことではない
- 左右差が軽度であれば片側だけの小陰唇縮小術で十分に改善が期待できる
- 片側の施術時間は約20分から30分程度で、日帰りで受けられる
- ダウンタイムは1週間から2週間程度で腫れの大部分が落ち着くことが多い
- 副皮切除術などの併用施術で仕上がりのバランスをさらに整えることも可能
- 効果には個人差があるため、まずはカウンセリングで状態を確認することが大切
小陰唇の左右差でお悩みの方は、お一人で抱え込まず、まずは医師にご相談ください。片側だけの施術で改善できるかどうかも含め、丁寧にご説明いたします。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、婦人科形成をはじめとする美容外科診療を行っております。小陰唇縮小術や副皮切除術などのデリケートゾーンのお悩みに、外科専門医である院長が丁寧に対応いたします。完全予約制でプライバシーに配慮した環境を整えております。
初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.05.18



