院長コラム
デリケートゾーンの見た目が気になる、膣のゆるみが気になるといったお悩みを抱えていませんか。膣ハイフと小陰唇縮小の同時施術は、こうした複数の悩みを一度に改善へ導く効果が期待できる方法として、近年注目を集めています。デリケートゾーンの悩みは人に相談しにくく、長年一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。小陰唇の左右差や肥大による擦れて痛い感覚、自転車に乗ると痛いといった日常生活の支障から、パートナーとの関係における不安まで、悩みの種類はさまざまです。本記事では、膣ハイフと小陰唇縮小術を同時に受ける場合の効果、ダウンタイム、費用目安、注意点などを詳しくお伝えします。施術を検討されている方が正しい情報をもとに判断できるよう、当院の医師の見解も交えながら解説していきます。
この記事でわかること
・膣ハイフと小陰唇縮小を同時施術するメリットと期待できる効果
・同時施術の具体的な流れとダウンタイムの目安
・費用の目安やクリニック選びで確認すべきポイント
・施術前後に気をつけるべき注意事項
目次
膣ハイフと小陰唇縮小の基本
デリケートゾーンの悩みに対するアプローチとして、膣ハイフと小陰唇縮小術はそれぞれ異なる目的を持つ施術です。まずはそれぞれの施術内容を正しく理解しておくことが大切です。
膣ハイフとは
膣ハイフとは、高密度焦点式超音波(HIFU)を膣粘膜に照射し、組織の引き締めやコラーゲン生成を促進する施術です。加齢や出産による膣のゆるみが気になる方、尿もれが軽度で改善したい方などに選ばれています。メスを使わない非侵襲的な施術であるため、ダウンタイムが比較的短いことが特徴です。照射時間は約20分から30分程度で、施術後すぐに日常生活に戻れるケースがほとんどです。膣粘膜のコラーゲン繊維が再構築されることで、施術後1か月から3か月にかけて徐々に引き締め効果を実感される方が多いとされています。ただし効果には個人差があり、症状の程度によっては複数回の施術が推奨される場合もあります。
小陰唇縮小術とは
小陰唇縮小術は、肥大した小陰唇の余分な組織を切除し、形態を整える外科手術です。小陰唇の左右差がある、下着に擦れて痛い、見た目が気になるといった悩みを持つ方に適応があります。局所麻酔下で行い、手術時間は片側あたり約30分から40分が目安です。当院では吸収糸を使用した丁寧な縫合を行い、傷跡が目立ちにくい仕上がりを重視しています。術後の腫れは1週間から2週間ほどで落ち着くことが多く、約1か月後には日常生活にほぼ支障がなくなる方がほとんどです。なお、小陰唇縮小術に併せて副皮切除術を同時に行うことも可能で、より整った仕上がりを目指すことができます。必要に応じて陰核包皮切除や会陰部贅皮切除といったオプション施術を組み合わせるケースもあり、患者さまの状態と希望に合わせた施術計画を立てていきます。
同時施術で期待できる効果とは
膣ハイフと小陰唇縮小を同時に受けることで、外見の整容的な改善と膣内部の機能的な改善を一度に目指すことができます。それぞれ単独で受けるよりも通院回数やトータルのダウンタイムを抑えられる点も、同時施術の大きなメリットです。
外見と機能の両面からアプローチ
小陰唇縮小術によって外陰部の形態が整えられると、見た目の悩みが解消されるだけでなく、下着との摩擦による痛みや不快感の軽減が期待できます。一方、膣ハイフによって膣壁が引き締まることで、膣のゆるみに伴う不快感の改善が見込まれます。この二つの施術を組み合わせることで、デリケートゾーン全体の悩みに対して包括的にアプローチできるのが同時施術の効果といえます。当院での診療経験では、出産後に膣のゆるみと小陰唇の形態変化の両方を気にされている方が同時施術を選ばれるケースが多く見られます。一度の来院でまとめて施術を受けられるため、忙しい方にとっても負担が少ないという声をいただいています。
ダウンタイムの効率化
それぞれの施術を別々の日に受けると、ダウンタイムが二度発生し、生活への影響が長引く可能性があります。同時施術の場合、小陰唇縮小術のダウンタイムに合わせて安静にしている期間内に膣ハイフの回復も進むため、トータルのダウンタイムを短縮できる傾向にあります。小陰唇縮小術の術後は約2週間から4週間程度、激しい運動や性交渉を控えていただきますが、膣ハイフ単独では特別な安静期間がほとんど不要であるため、同時に行っても追加のダウンタイムが大幅に増えることは通常ありません。当院の医師によると、同時施術の場合でも術後の経過は良好なケースがほとんどであり、適切なアフターケアを行えば安心して回復を待つことができます。
同時施術の流れと注意すべき点
実際に膣ハイフと小陰唇縮小の同時施術を受ける場合、どのような流れで進むのかを知っておくと安心です。ここでは施術の一般的な流れと、事前に確認しておきたい注意事項を説明します。
施術の流れ
STEP 1|カウンセリングと診察
まず医師が患者さまの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、外陰部と膣の状態を診察します。同時施術が適応かどうかを判断し、施術内容やリスクについて詳しくご説明します。副皮切除や陰核包皮切除などの併用施術が必要かどうかもこの段階で相談します。
STEP 2|施術当日の準備
施術当日はまず膣ハイフの照射を行います。照射時間は約20分から30分です。膣ハイフはメスを使わない施術のため、出血がほとんどなく、続けて小陰唇縮小術に移行しやすいという利点があります。
STEP 3|小陰唇縮小術の実施
局所麻酔を行い、小陰唇の余分な組織を切除して丁寧に縫合します。施術時間は両側で約60分から90分が目安です。当院では解剖学的な構造を熟知した外科専門医が担当し、自然な仕上がりと機能の温存を重視しています。
STEP 4|術後の説明とアフターケア
施術終了後、帰宅後の過ごし方や注意点について説明します。抗生剤や鎮痛剤の処方、次回の経過観察の日程を確認して終了です。
術前術後の注意事項
施術前は生理中を避けて予約を取ることが望ましく、生理予定日から1週間以上空けた日程が推奨されます。術後は患部を清潔に保ち、約2週間はタイトな下着やきつい衣服を避けていただきます。入浴はシャワーのみとし、湯船への入浴は術後1週間から2週間控えてください。性交渉は約4週間後から可能となりますが、回復の状態は個人差がありますので、医師の指示に従って再開時期を判断してください。激しい運動や自転車の使用も約4週間程度控えることが望ましいです。腫れやむくみは術後1週間をピークに徐々に引いていき、最終的な仕上がりが安定するのは約3か月後が目安です。
費用目安とクリニック選びの要点
膣ハイフと小陰唇縮小の同時施術を検討する際、費用やクリニック選びのポイントは気になるところです。ここでは費用の目安と、安心して施術を受けるためのクリニック選びの基準をご紹介します。
費用の目安
膣ハイフの費用は1回あたり約10万円から20万円程度、小陰唇縮小術は両側で約20万円から40万円程度が一般的な目安です。同時施術の場合、それぞれを合算した金額がベースとなりますが、クリニックによっては同時施術プランとして費用が設定されている場合もあります。副皮切除術などの併用施術を追加する場合は別途費用が発生します。なお、これらは参考価格であり、確定金額はカウンセリングにてご案内いたします。リノクリニック東銀座では、施術内容と費用について事前に丁寧にご説明し、納得いただいたうえで施術を進める方針を取っています。婦人科形成は基本的に自由診療となりますので、健康保険は適用されません。
クリニック選びで確認すべきこと
デリケートゾーンの施術を受けるクリニックを選ぶ際は、以下の点を確認することをおすすめします。まず、外科的な施術経験が豊富な医師が在籍しているかどうかです。小陰唇縮小術は繊細な手技が求められる外科手術であり、解剖学的な知識と豊富な経験が仕上がりを大きく左右します。次に、カウンセリングで十分な時間を取ってもらえるかどうかも重要です。デリケートゾーンの悩みは相談しづらいものですので、プライバシーに配慮した環境で安心して話せるクリニックを選びましょう。また、日本形成外科学会や日本美容外科学会(JSAPS)などの学術団体に所属する医師が担当するかどうかも信頼性の判断材料になります。アフターケア体制が整っているかどうかも忘れずに確認してください。術後に何か不安が生じた際にすぐに相談できる体制があると安心です。
同時施術の効果を高めるケア方法
膣ハイフと小陰唇縮小の同時施術の効果をより長く維持するためには、術後のセルフケアも大切です。正しいアフターケアの知識を持つことで、回復がスムーズに進み、満足度の高い結果につながります。
術後のセルフケア
術後は患部を清潔に保つことが最も重要です。トイレの後は前から後ろに向かって優しく拭く、またはぬるま湯で洗い流すことを心がけてください。処方された軟膏がある場合は、指示通りに塗布します。下着は綿素材の通気性の良いものを選び、締め付けが少ないデザインを着用すると摩擦による刺激を減らせます。小陰唇縮小術の縫合に使用した吸収糸は自然に溶けていきますが、気になる場合は経過観察時に医師に相談してください。膣ハイフの効果は施術後1か月から3か月かけて徐々に現れるため、すぐに変化を感じられなくても焦る必要はありません。コラーゲンの再構築には一定の時間がかかるためです。
長期的な効果維持のために
膣ハイフの効果を長期間維持するためには、半年から1年ごとのメンテナンス照射を検討される方もいらっしゃいます。小陰唇縮小術については一度切除した組織が元に戻ることは基本的にありませんが、加齢や体重変化によって組織の状態が変わる可能性はあります。日常的にはデリケートゾーン専用のソープで優しく洗浄し、保湿を心がけることで皮膚のコンディションを良好に保つことができます。骨盤底筋のトレーニングを併用することで、膣ハイフの引き締め効果をサポートすることも期待されています。当院では術後の経過観察だけでなく、長期的なケアについてもアドバイスを行っておりますので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
よくある質問
Q. 膣ハイフと小陰唇縮小の同時施術は痛みが強くなりますか。
A. 小陰唇縮小術は局所麻酔下で行うため術中の痛みはほとんど感じません。膣ハイフは照射時に軽い熱感を覚える程度です。術後は鎮痛剤を処方しますので、痛みのコントロールは可能です。同時に行っても痛みが大幅に増すことは通常ありません。効果には個人差がありますので、不安な方はカウンセリングでご相談ください。
Q. 小陰唇の左右差が気になるのですが、同時に膣ハイフも受けられますか。
A. 小陰唇の左右差の改善は小陰唇縮小術の適応となります。膣のゆるみも同時に気になっている場合は、一度の来院で両方の施術を受けることが可能です。カウンセリングで外陰部と膣の状態を診察し、同時施術の適否を医師が判断いたします。まずはお気軽にご相談ください。
Q. 出産後に膣のゆるみとデリケートゾーンの見た目が変わって悩んでいます。いつ頃から施術を受けられますか。
A. 出産後の施術は、産後の回復が十分に進んだ段階で検討することが推奨されます。一般的には産後6か月以上経過し、授乳が落ち着いてからが目安です。当院の医師が状態を確認したうえで適切な時期をご案内しますので、まずはカウンセリングにてご相談ください。
まとめ
- 膣ハイフは膣内部の引き締め、小陰唇縮小術は外陰部の形態改善を目的とした施術である
- 同時施術により外見と機能の両面から包括的な改善が期待でき、通院回数やダウンタイムの効率化につながる
- 術後のダウンタイムは約2週間から4週間が目安で、最終的な仕上がりは約3か月後に安定する
- 費用は膣ハイフと小陰唇縮小術を合わせた金額が基本となり、確定金額はカウンセリングで確認する
- 効果には個人差があるため、医師と十分に相談したうえで施術を決めることが大切である
デリケートゾーンの悩みは一人で抱え込みやすいものですが、正しい知識と適切な施術により改善が期待できます。膣のゆるみや小陰唇の形態にお悩みの方は、まずはカウンセリングで現在の状態を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、外科専門医による婦人科形成をはじめ、膣ハイフや小陰唇縮小術などのデリケートゾーンの施術を行っております。プライバシーに配慮した完全個室のカウンセリングルームをご用意し、患者さまが安心して相談できる環境を整えています。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)。
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.06.19



