院長コラム
膣ハイフの施術を検討しているけれど、痛みがどれくらいあるのか不安、施術の流れがよくわからないとお悩みではありませんか。膣ハイフは超音波エネルギーを利用して膣粘膜や周辺組織にアプローチするフェムケア施術のひとつですが、デリケートな部位への施術であるため、痛みや施術工程についての疑問を持つ方は少なくありません。
この記事では、リノクリニック東銀座の医師監修のもと、膣ハイフの痛みの程度や施術当日の具体的な流れ、施術後の過ごし方までを丁寧にご紹介します。事前に全体像を把握しておくことで、当日も落ち着いて臨むことができるはずです。初めての方にもわかりやすい内容を心がけておりますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
この記事でわかること
- 膣ハイフの施術で感じる痛みの程度と痛みへの対策
- カウンセリングから施術完了までの具体的な流れ
- 施術後のダウンタイムや日常生活での注意点
- 膣ハイフに関するよくある疑問への回答
膣ハイフの仕組みと施術の特徴
膣ハイフとは、HIFU(高密度焦点式超音波)の技術を膣内に応用した施術です。専用のプローブを膣内に挿入し、粘膜下の筋膜層であるSMAS層に焦点を合わせて超音波エネルギーを照射します。これにより、組織内でおよそ60度から70度の熱が発生し、コラーゲンの収縮と再生が促されます。
膣ハイフの大きな特徴は、メスを使わない非侵襲的な施術である点です。外科的な切開を伴わないため、ダウンタイムが比較的短く、日帰りで受けられるというメリットがあります。施術時間はおよそ20分から40分程度であり、忙しい方でもスケジュールを調整しやすいといえます。
期待できる作用の仕組み
超音波エネルギーによって加熱された組織では、既存のコラーゲン繊維が収縮し、引き締め効果が生じます。さらに、熱刺激を受けた組織は修復過程で新たなコラーゲンを産生するため、施術後数週間から数か月にわたって徐々に変化を感じる方が多いとされています。当院での診療経験においても、施術直後よりも1か月から3か月後に満足度が高まる傾向がみられます。ただし、効果には個人差がありますので、期待される変化の度合いは事前のカウンセリングで医師とご相談ください。
膣ハイフの痛みはどの程度か
膣ハイフを検討するうえで、多くの方が最も気にされるのが痛みの問題です。結論から申し上げると、痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が「想像していたより痛くなかった」と感じる施術です。
施術中に感じる感覚としては、超音波エネルギーが照射される瞬間に、じんわりとした熱感やチクチクとした軽い刺激を覚える方がほとんどです。当院の医師によると、痛みの程度を10段階で評価した場合、多くの方が2から4程度と表現されるとのことです。顔面のハイフ施術と比較すると、膣粘膜は骨に近くないため骨伝導による響くような痛みが起きにくく、比較的穏やかに感じるケースが多いとされています。
痛みを軽減するための工夫
リノクリニック東銀座では、患者さまの痛みへの不安を少しでも和らげるため、いくつかの対策を講じています。まず、施術前に照射出力のテストショットを行い、痛みの感じ方を確認したうえで出力を調整します。また、照射中もこまめにお声がけをし、強い痛みを感じた場合にはすぐに出力を下げる対応をいたします。ご希望に応じて表面麻酔クリームの使用もご案内できますので、痛みに敏感な方は遠慮なくお申し出ください。なお、施術後にズキズキと続くような痛みが生じることは少なく、当日中に通常の生活に戻れる方がほとんどです。
膣ハイフ施術の流れを解説
初めて膣ハイフを受ける方にとって、当日の施術の流れを事前に知っておくことは大きな安心材料となります。ここでは、カウンセリングから施術完了までの具体的なステップをご紹介します。
STEP 1|カウンセリングと診察
まずは医師によるカウンセリングを行います。現在のお悩みや気になる症状、既往歴、服用中のお薬などを詳しくお伺いします。膣ハイフが適応となるかどうかの判断もこの段階で行います。所要時間はおよそ15分から20分です。疑問点や不安な点はこの場で何でもご質問ください。
STEP 2|施術準備
施術室にご案内後、下半身のみお着替えいただきます。リラックスできる環境を整えておりますのでご安心ください。プローブの衛生管理を徹底したうえで、ジェルを塗布して施術の準備を進めます。
STEP 3|照射
専用のプローブを膣内に挿入し、設定した出力で超音波を照射していきます。照射回数はおよそ200ショットから500ショット程度が目安で、照射部位や範囲によって異なります。施術時間はおよそ20分から40分です。照射中は熱感や軽い刺激を感じることがありますが、耐えられないほどの痛みではないことがほとんどです。
STEP 4|施術終了とアフターケアの説明
照射が完了したら、施術部位を確認し、問題がなければ終了です。お着替え後、施術後の注意事項やアフターケアについてご説明いたします。施術直後から通常通り歩いてお帰りいただけます。
施術後の過ごし方と痛みの経過
膣ハイフの施術後は、大掛かりなダウンタイムは必要ありません。ただし、施術部位はデリケートな状態にあるため、いくつかの注意点を守っていただくことが大切です。
施術当日は、照射部位に軽い熱感やむずむずとした感覚が残る場合がありますが、多くの方は数時間から翌日までに落ち着きます。当院での診療経験では、施術翌日にはほとんどの方が違和感なく日常生活を送られています。
施術後2日から3日間は、激しい運動や長時間の入浴、サウナの利用はお控えください。また、性交渉は施術後1週間程度お控えいただくようお願いしております。飲酒についても施術当日は控えめにされることをおすすめします。
施術の効果が実感できるまでの期間には個人差がありますが、一般的には施術後1か月から3か月にかけて徐々に変化を感じる方が多いです。効果の持続期間はおよそ6か月から12か月が目安とされており、継続的な効果を得るためには半年から1年に1回のペースでの施術が推奨されます。費用の目安としては、1回あたりおよそ10万円から20万円程度が一般的な価格帯です。確定金額はカウンセリングにてご案内いたします。
膣ハイフ施術を受ける際の注意点
膣ハイフは比較的安全性の高い施術とされていますが、すべての方に適応となるわけではありません。以下のような方は施術をお受けいただけない場合があります。
妊娠中または妊娠の可能性がある方、施術部位に感染症や炎症がある方、子宮内にIUD(子宮内避妊具)を装着している方、悪性腫瘍の治療中の方などは、安全上の理由から施術をお断りすることがあります。また、月経期間中は衛生面の観点から施術日をずらしていただくことをお願いしております。
施術前にはこれらの条件を医師が確認し、安全に受けられるかどうかを総合的に判断いたします。持病やお身体の状態について不安がある方は、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。
なお、膣ハイフはあくまでも非侵襲的なフェムケア施術であり、重度の症状や疾患に対する治療を目的としたものではありません。症状の程度によっては婦人科での診察を優先すべきケースもございますので、まずは医師にご相談いただくことが重要です。効果には個人差がありますので、過度な期待を持たず、現実的なゴール設定をしたうえで施術に臨むことをおすすめいたします。
よくある質問
Q. 膣ハイフの施術中の痛みが不安ですが、麻酔は使えますか。
A. はい、ご希望に応じて表面麻酔クリームの使用をご案内しております。多くの方は麻酔なしでも問題なく施術を受けられていますが、痛みに敏感な方はお気軽にお申し出ください。照射出力の調整も行いますので、無理のない範囲で施術を進めてまいります。
Q. 膣ハイフの施術後、仕事や日常生活にはすぐ戻れますか。
A. はい、施術直後から通常通りの生活が可能です。デスクワークであれば当日から問題なく行えます。ただし、激しい運動や長時間の入浴は施術後2日から3日間はお控えください。施術後の痛みが長引くケースは少なく、翌日にはほぼ通常どおりお過ごしいただけます。
Q. 膣ハイフは何回くらい施術を受ける必要がありますか。
A. 1回の施術でも変化を感じる方はいらっしゃいますが、より満足度の高い結果を目指す場合は2回から3回の施術を半年から1年の間隔で受けることが推奨されます。施術回数や頻度は症状やご希望によって異なりますので、カウンセリングで医師とご相談のうえ決定いたします。
まとめ
膣ハイフの痛みや施術の流れについて、要点を整理します。
- 膣ハイフはHIFU技術を用いた非侵襲的な施術で、メスを使わずダウンタイムが短い
- 施術中の痛みは軽い熱感やチクチクとした刺激程度であり、多くの方が許容範囲と感じる
- 施術の流れはカウンセリング、準備、照射、アフターケア説明の4ステップで、所要時間は全体で約1時間程度
- 施術後は激しい運動や長時間の入浴を数日間控える以外、特別な制限は少ない
- 効果には個人差があり、1か月から3か月かけて徐々に実感される方が多い
膣ハイフに興味をお持ちの方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。医師が症状やご希望を丁寧にお伺いし、最適なプランをご提案いたします。
当院のご案内
リノクリニック東銀座では、外科専門医の資格を持つ医師が在籍し、膣ハイフをはじめとしたフェムケア施術や婦人科形成についてのご相談を承っております。患者さまお一人おひとりに寄り添い、安全で丁寧な診療を心がけております。
初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.05.16



