院長コラム
目の下の青クマが気になって、疲れて見える、老けて見えるとお悩みではありませんか。青クマの原因は主に血行不良にあり、寝不足やストレス、冷えなどの生活習慣が深く関係しています。コンシーラーで隠しても夕方には目立ってくる、マッサージをしても消し方がわからない、どんな治し方が自分に合っているのかわからないという声は非常に多く寄せられます。特に目の下の皮膚は約0.5ミリと非常に薄いため、血行が滞ると青黒い色が透けて見えやすい部位です。この記事では、青クマの原因を正しく理解し、血行改善によるセルフケアから医療機関でのクマ治療まで、具体的な消し方と治し方を幅広くご紹介します。当院の医師による解説をもとに、ご自身に合った改善策を見つけてください。
目次
この記事でわかること
- 青クマが発生する原因と血行不良のメカニズム
- 自宅で今日からできる青クマの消し方とセルフケア
- 美容医療による青クマの治し方と施術の選び方
- リノクリニック東銀座で受けられるクマ治療の特徴
青クマの原因は血行不良にある
青クマとは、目の下の皮膚を通して静脈の血液が青黒く透けて見える状態を指します。茶クマや黒クマとは異なり、目の下の皮膚を軽く引っ張ると色が薄くなるのが特徴です。この性質を利用して、ご自宅でも簡単にクマのタイプを見分けることができます。
血行不良が起こる仕組み
目の周囲には毛細血管が密集しており、血流が滞ると血液中のヘモグロビンが酸素を失って暗赤色に変化します。目の下の皮膚は顔の中でも特に薄く、その厚さはわずか約0.5ミリから0.6ミリ程度とされています。そのため、うっ滞した血液の色が皮膚を通して青黒く見えてしまうのです。日本形成外科学会の知見でも、目周囲の皮膚の菲薄さがクマの原因として重要視されています。
青クマを引き起こす主な要因
血行不良を招く原因は日常生活の中に多く存在します。まず睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、末梢血管の収縮を引き起こします。当院での診療経験では、慢性的な寝不足の方ほど青クマが濃く出る傾向があります。次に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、まばたきの回数を減少させ、目周りの血流を低下させます。さらに冷え性や運動不足、ストレス、喫煙なども血行不良の大きな要因です。女性の場合はホルモンバランスの変動によって血流が変化しやすく、生理前後に青クマが目立つケースも少なくありません。また、加齢に伴い目の下の皮膚がさらに薄くなることで、若い頃は気にならなかった血管の透けが年々目立つようになることもあります。当院の医師によると、青クマは単一の原因ではなく複数の要因が重なって発生するケースがほとんどです。
青クマの消し方とセルフケア
青クマの消し方として、まず取り組みたいのが日常生活の改善です。血行を促進することで青クマの軽減が期待できます。ただし効果には個人差がありますので、セルフケアだけでは改善が難しい場合は医療機関への相談をおすすめします。
温冷タオルによる血行促進
蒸しタオルと冷たいタオルを交互に目の下にあてる温冷ケアは、血管の拡張と収縮を繰り返すことで血流を促進する方法です。蒸しタオルを約1分、冷タオルを約30秒あて、これを3回から5回繰り返します。朝のメイク前に行うと、青クマの色味が和らぐことがあります。電子レンジで濡れタオルを約40秒温めると手軽に蒸しタオルを作れます。
目周りのマッサージとツボ押し
目の周囲を優しくマッサージすることも血行改善に有効です。薬指の腹を使い、目の下の骨に沿って内側から外側へ軽く押すように動かします。力を入れすぎると色素沈着の原因になるため、ごく軽い圧で行うことが大切です。眉頭の下にあるくぼみの攅竹というツボや、目頭の内側にある晴明というツボを各5秒ずつ3回押すと、目周りの血流が改善しやすくなります。
生活習慣の見直し
青クマの根本的な消し方として、生活習慣の改善は欠かせません。睡眠時間は7時間から8時間を目安に確保し、就寝の1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控えましょう。適度な有酸素運動は全身の血行を促進するため、1日20分程度のウォーキングを習慣にすることをおすすめします。食事面ではビタミンEやビタミンKなど血流改善に関わる栄養素を含む食材を意識して取り入れると良いでしょう。アーモンドやほうれん草、ブロッコリーなどが代表的な食材です。喫煙は末梢血管を収縮させるため、青クマの悪化要因のひとつです。
青クマの治し方と美容医療の選択肢
セルフケアを続けても青クマが改善しない場合や、より確実な治し方を求める場合は、美容医療による治療を検討する段階です。当院での診療経験では、セルフケアだけでは限界を感じて来院される方が多くいらっしゃいます。ここでは代表的なクマ治療の方法をご紹介します。
レーザー治療による血行改善
医療用レーザーを目の下に照射することで、血管の透けを軽減する治療法があります。レーザーの光エネルギーが真皮層に作用し、コラーゲンの生成を促すことで皮膚にハリが生まれ、血管が透けにくくなる効果が期待できます。1回の施術時間は約15分から30分程度で、ダウンタイムも比較的軽い治療です。効果を実感するまでに3回から5回程度の施術が推奨されるケースが一般的です。費用の目安は1回あたり1万円台から3万円台が相場ですが、確定金額はカウンセリングでご案内いたします。
ヒアルロン酸注入による改善
目の下の皮膚が薄いことが青クマの原因となっている場合、ヒアルロン酸を注入して皮膚にボリュームを持たせる治し方があります。皮膚に厚みが加わることで、下の血管が透けにくくなります。施術時間は約15分程度で、直後からメイクが可能なケースもあります。持続期間は使用する製剤によって異なりますが、おおむね6か月から12か月程度が目安です。ただし目の下は非常にデリケートな部位であるため、注入量や深さの調整には高い技術が求められます。リノクリニック東銀座では、解剖学に基づいた丁寧な注入を心がけております。費用の目安は数万円台からで、使用する製剤や量によって変動します。確定金額はカウンセリング時にお伝えいたします。
脱脂術による根本改善
目の下の脂肪が突出して影ができている場合は、経結膜脱脂術という治し方が適応となることがあります。これは下まぶたの裏側から余分な眼窩脂肪を取り除く方法で、皮膚の表面に傷が残りません。青クマと黒クマが混在しているケースでは特に有効な場合があります。術後の腫れは個人差がありますが、おおむね1週間から2週間で約7割から8割の腫れが引くとされています。当院の医師によると、脱脂術は青クマ単独よりも、脂肪の突出による影と血行不良が組み合わさった複合型のクマに対して高い改善効果が期待できるとのことです。
青クマの原因別に治し方を選ぶ
青クマは原因によって最適な治し方が異なります。自分の青クマがどのタイプに該当するかを把握することが、効率的な改善への第一歩です。
STEP 1|クマのタイプを見分ける
明るい場所で鏡を見ながら、目の下の皮膚を軽く下に引っ張ります。色が薄くなれば青クマ、変わらなければ茶クマ、上を向いて薄くなれば黒クマの可能性が高いです。青クマは血行不良が主因ですが、茶クマは色素沈着、黒クマはたるみや影が原因です。
STEP 2|原因に合った対策を選ぶ
血行不良が主な原因の青クマには、まずセルフケアによる血行促進を試みます。2週間から1か月程度続けても改善が見られない場合は、レーザー治療やヒアルロン酸注入など医療的なアプローチを検討しましょう。皮膚の薄さが顕著な場合はヒアルロン酸注入、脂肪の突出もある場合は脱脂術が候補に挙がります。
STEP 3|医師に相談する
リノクリニック東銀座では、クマのタイプを正確に診断したうえで最適な治療プランをご提案しています。疲れて見える、実年齢より老けて見えるといったお悩みは、原因が複合的なことも多いため、自己判断だけで治療法を決めず医師への相談をおすすめします。当院での診療経験では、ご自身で青クマだと思っていた方が実際には茶クマとの混合型だったケースも少なくありません。正確な診断が適切な治し方の出発点です。
血行改善で青クマを防ぐ習慣
青クマの治療を行った後も、血行不良を防ぐ日常習慣を維持することが再発予防において重要です。せっかく治療で改善しても、生活習慣が変わらなければ青クマが再び目立ってくる可能性があります。
入浴と運動で血流を保つ
シャワーだけで済ませず、38度から40度のぬるめのお湯に15分程度浸かる入浴習慣は、全身の血行促進に効果的です。入浴中に目の周囲を軽くマッサージすると、さらに血流が改善しやすくなります。運動についてはヨガやストレッチなど、リラックスしながら行える軽い運動を週3回以上続けることが理想です。デスクワークの方は1時間に1回、首や肩を回すなどの簡単なストレッチを取り入れてください。首や肩のこりは顔周りの血流低下に直結します。
アイケアアイテムの活用
血行促進成分を含むアイクリームの使用も有効です。ビタミンK配合のアイクリームは血流改善をサポートする成分として注目されています。また、ホットアイマスクを就寝前に使用すると、目周りの血行が促進されるだけでなくリラックス効果も得られ、睡眠の質の向上にもつながります。塗布する際は目の下の皮膚を引っ張らず、薬指で軽くトントンと押し込むようになじませるのがポイントです。紫外線による皮膚ダメージは茶クマへの移行を招くこともあるため、日焼け止めやサングラスでの紫外線対策も忘れずに行いましょう。
よくある質問
Q. 青クマはコンシーラーで消せますか。根本的な治し方はありますか。
A. コンシーラーで一時的に目立たなくすることは可能ですが、根本的な消し方ではありません。青クマにはオレンジ系のコンシーラーが相性が良いとされています。根本的に改善したい場合は血行改善のセルフケアを継続するか、レーザー治療やヒアルロン酸注入などの美容医療を検討されることをおすすめします。効果には個人差があります。
Q. 青クマの原因が血行不良かどうか、自分で見分ける方法はありますか。
A. 目の下の皮膚を軽く引っ張ったときに色が薄くなるようであれば、血行不良による青クマの可能性が高いです。色が変わらない場合は色素沈着による茶クマの可能性があります。正確な診断のためには医師による診察を受けていただくことが確実です。リノクリニック東銀座ではクマの種類を丁寧に診断いたします。
Q. 青クマの治療にはどのくらいの期間がかかりますか。費用の目安も教えてください。
A. セルフケアの場合は2週間から1か月程度の継続で変化を感じ始める方が多いです。レーザー治療は3回から5回の通院が目安で、1回あたり1万円台から3万円台程度が参考価格です。ヒアルロン酸注入は1回で変化を感じやすいですが、持続期間は6か月から12か月程度です。確定金額はカウンセリングでご案内いたします。
まとめ
- 青クマの原因は目の下の血行不良であり、薄い皮膚を通して静脈血が透けて見える状態である
- 温冷タオルやマッサージ、生活習慣の改善など、血行促進によるセルフケアが消し方の基本となる
- セルフケアで改善が難しい場合は、レーザー治療やヒアルロン酸注入、脱脂術など美容医療による治し方を検討する
- クマのタイプを正確に見分けることが、最適な治療法の選択につながる
- 治療後も血行不良を防ぐ生活習慣の維持が再発予防に重要である
青クマは正しい原因の理解と適切なアプローチによって改善が期待できる症状です。まずはご自身のクマのタイプを把握し、セルフケアから始めてみてください。それでも改善が見られない場合は、医師への相談が解決への近道です。おひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。
当院のご案内
リノクリニック東銀座では、外科専門医の院長がクマ治療をはじめとする美容医療を提供しております。青クマの正確な診断から最適な治療プランのご提案まで、おひとりおひとりの状態に合わせた丁寧な診療を行っております。効果には個人差があります。まずはお気軽にご相談ください。
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監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.06.24



