院長コラム

クマ取りダウンタイムの腫れ・経過と仕事復帰ガイド

クマ取りのダウンタイムはどのくらい続くのか、腫れの経過や仕事への復帰時期が気になってなかなか施術に踏み切れない、そんなお悩みをお持ちではありませんか。目の下のクマは、疲れて見える、老けて見える、実年齢より上に見られるといった印象を与えやすく、コンシーラーを重ねても隠しきれないと感じている方も少なくありません。特に接客業やリモート会議が多い方にとっては、ダウンタイム中の見た目や仕事を休む期間は切実な問題です。この記事では、クマ取り施術後の腫れのピークから回復までの詳しい経過、仕事復帰のタイミング、そしてダウンタイムをできるだけ短くするための過ごし方まで、リノクリニック東銀座の診療経験に基づいて詳しく解説します。施術を検討中の方がスケジュールを立てやすくなる情報をまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること
・クマ取り施術後の腫れのピーク時期と経過の流れ
・ダウンタイム中に仕事復帰できるタイミングの目安
・腫れや内出血を早く引かせるためのセルフケア方法
・施術方法ごとのダウンタイムの違いと選び方のポイント

クマ取り施術の種類と腫れの違い

クマ取りと一口にいっても、その原因や症状の程度によって適切な施術方法は異なります。施術方法が変われば、ダウンタイム中の腫れの出方や回復の経過にも違いが生じます。ここでは代表的な施術方法とそれぞれの腫れの特徴を整理します。

経結膜脱脂法の場合

下まぶたの裏側の粘膜を小さく切開して、目の下の膨らみの原因となっている眼窩脂肪を取り除く方法です。皮膚の表面に傷ができないため、術後の腫れは比較的軽度に抑えられるケースが多いとされています。当院での診療経験では、術直後から翌日にかけて目の下がやや膨らんだ状態になりますが、強い腫れが出るのは術後2日目から3日目あたりがピークで、その後は徐々に落ち着いていく経過をたどる方がほとんどです。皮膚に傷がないため、アイメイクも比較的早い段階で再開できるのが利点です。

皮膚切開を伴う施術の場合

たるみが強い方やクマの原因が脂肪だけでなく皮膚の余りにもある場合は、下まぶたの際を切開して脂肪の除去と皮膚の引き締めを同時に行うことがあります。この場合は経結膜脱脂法と比べて腫れや内出血がやや強く出る傾向があり、ダウンタイムも長めになります。抜糸までの期間も必要になるため、スケジュールには余裕を持つことが大切です。

ヒアルロン酸注入の場合

目の下のくぼみが原因で影グマが生じている場合は、ヒアルロン酸を注入してくぼみをなだらかに整える方法もあります。切開を伴わないため、ダウンタイムは最も短く、注入直後のわずかな腫れや赤みが主な症状です。ただし効果の持続期間は限られるため、根本的な改善を希望される場合は脱脂術を検討することが多いです。

いずれの方法でも、腫れの出方には個人差があります。当院の医師によると、血液をサラサラにする薬を服用している方や、もともと内出血しやすい体質の方は、腫れが強く出やすい傾向があるため、事前のカウンセリングで必ず確認を行っています。

ダウンタイム中の腫れ経過を解説

クマ取り施術を受けた後、腫れがどのような経過をたどるのかを時系列で把握しておくと、日常生活や仕事のスケジュールを立てやすくなります。ここでは経結膜脱脂法を例に、術後の経過を詳しくご紹介します。効果やダウンタイムには個人差がありますので、あくまで目安としてお考えください。

術後当日から3日目

STEP 1|術後当日

施術直後は麻酔の影響もあり、目の下にむくみのような腫れが生じます。痛みは軽度で、処方された鎮痛剤で十分にコントロールできる範囲です。帰宅後は患部を冷やしながら安静に過ごすことが推奨されます。

STEP 2|術後1日目から2日目

腫れが徐々に増してくる時期です。内出血が出る方は、目の下から頬にかけて赤紫色のあざのような変色が見られることがあります。当院での診療経験では、術後約48時間から72時間が腫れのピークとなる方が多い印象です。

STEP 3|術後3日目

ピークを過ぎると腫れは少しずつ引き始めます。内出血がある場合は赤紫色から黄色味に変化し始め、回復に向かっているサインとなります。

術後1週間から2週間

術後1週間が経過すると、腫れの約7割から8割は引いている方がほとんどです。内出血の変色もコンシーラーでカバーできる程度まで薄くなっているケースが多く、この時期から人前に出ることへの抵抗感が減ってくる方が増えます。術後2週間を過ぎると、大半の方で目立った腫れはほぼ収まります。ただし、まだわずかなむくみ感が残ることもあり、完全に仕上がりの状態とはいえない段階です。

術後1か月から3か月

術後1か月で残っていたわずかなむくみもほぼ解消し、施術の効果を実感しやすくなる時期です。目の下の膨らみがなくなったことで、疲れた印象や老けた印象が改善されたと感じる方が多くなります。最終的な仕上がりは術後3か月程度で安定するとされており、日本形成外科学会の知見においても、軟部組織の瘢痕成熟には数か月を要するとされています。

仕事復帰の時期と過ごし方の注意点

クマ取りを検討している方にとって、仕事をどのくらい休む必要があるかは非常に重要なポイントです。ダウンタイム中に無理をすると腫れが長引く原因にもなるため、職種に応じた復帰タイミングを把握しておきましょう。

デスクワークの場合

パソコン作業が中心のデスクワークであれば、術後2日目から3日目での仕事復帰が可能なケースが多いです。ただし、長時間うつむいた姿勢を続けると目元への血流が増えて腫れが悪化しやすくなるため、こまめに姿勢を変えることを意識してください。リモートワークが可能な方は、カメラをオフにして参加できる会議を中心にするなど工夫すると安心です。

接客業や営業職の場合

人と対面する仕事の場合は、内出血や腫れが目立たなくなる術後5日目から7日目以降の復帰がおすすめです。サングラスや伊達メガネの着用が許される職場であれば、もう少し早い復帰も検討できます。当院の医師によると、術後の経過が良好な方では、メイクでカバーした上で術後4日目から5日目に接客業務に戻られた例もあります。

ダウンタイムを短くするセルフケア

STEP 1|冷却を適切に行う

術後2日目から3日目までは、清潔なタオルで包んだ保冷剤で目元を冷やすことで、腫れの悪化を防ぐ効果が期待できます。ただし直接肌に当てると凍傷のリスクがあるため注意してください。

STEP 2|頭を高くして寝る

就寝時は枕を高めにして、頭の位置を心臓より上に保つようにします。これにより目元への血液の滞留を軽減でき、むくみの予防につながります。

STEP 3|飲酒や激しい運動を控える

術後1週間は飲酒や激しい運動、長時間の入浴を避けてください。血行が促進されると腫れや内出血が悪化する可能性があります。シャワーは当日から可能ですが、湯船への入浴は医師の指示に従ってください。

STEP 4|処方薬を正しく使用する

抗生剤や鎮痛剤が処方された場合は、指示通りに服用してください。自己判断で服用を中止すると感染リスクが高まる場合があります。

これらのセルフケアを丁寧に行うことで、ダウンタイムを短縮し、早期に日常生活や仕事へ復帰できる可能性が高まります。

腫れが長引く場合の経過と対処法

通常の経過では術後2週間程度で腫れの大部分は落ち着きますが、中には予想以上に腫れが長引くケースもあります。原因と対処法を知っておくことで、不必要な不安を軽減できます。

腫れが長引きやすい原因

腫れが長引く要因として、術後に患部をこすったり触ったりしてしまうこと、飲酒や激しい運動を早い段階で再開してしまうこと、もともとむくみやすい体質であることなどが挙げられます。また、花粉症やアレルギーで目をこする習慣がある方は、術後に意識して目元を触らないよう注意が必要です。当院での診療経験では、術後の指示を守っていただいた方と自己判断でケアを省略した方とでは、腫れの引き具合に明らかな差が出ることがあります。

受診すべきサイン

以下の症状がある場合は、通常の経過から外れている可能性があるため、早めに施術を受けたクリニックへ相談してください。術後1週間を過ぎても腫れが増し続けている場合、強い痛みや熱感が伴う場合、目の充血がひどくなっている場合、視力に変化を感じる場合などです。これらの症状は感染や血腫の可能性を示すことがあり、早期の対処が重要です。リノクリニック東銀座では、術後の経過観察として検診の機会を設けており、不安な症状があれば随時ご相談いただける体制を整えています。

クマ取りで仕事休みが必要な期間

最後に、クマ取り施術を受ける際に必要な休みの日数について、具体的な目安をまとめます。施術方法や個人の回復力によって差はありますが、スケジュールを組む際の参考にしてください。

経結膜脱脂法の場合は、最低でも術後2日間、理想的には3日間の休みを確保することをおすすめしています。金曜日に施術を受ければ、土日を回復にあて、月曜日にはデスクワークへの復帰が可能なスケジュールを組むことができます。対面での仕事が多い方は、さらに2日から3日の余裕を見て、合計5日程度の休みがあると安心です。

皮膚切開を伴う施術の場合は、抜糸までに5日から7日程度かかるため、最低でも1週間の休みを計画されるとよいでしょう。抜糸後も軽い内出血の変色が残ることがありますが、メイクでカバーできる範囲です。

ヒアルロン酸注入の場合は、ダウンタイムが非常に短いため、翌日から通常の仕事に復帰できるケースがほとんどです。ただし注入部位にわずかな赤みや腫れが出ることがあるため、大事な予定の直前は避けるのが無難です。

当院では、患者さまのライフスタイルや仕事の状況に合わせて、最適な施術時期や方法をご提案しています。カウンセリングの際に仕事のスケジュールについてもお気軽にご相談ください。効果には個人差があります。

よくある質問

Q. クマ取り後の腫れはメイクで隠せますか?仕事があるので心配です。

A. 経結膜脱脂法の場合、皮膚表面に傷がないため、翌日からメイクが可能です。術後3日目から4日目以降であれば、コンシーラーやファンデーションで腫れや内出血の変色をある程度カバーできます。ただし目元を強くこするメイクは避け、優しく塗布するようにしてください。回復の経過には個人差がありますので、不安な場合は当院へご相談ください。

Q. 目の下のクマがひどくて疲れた顔に見られます。脱脂だけで改善しますか?

A. 目の下の膨らみによる影が原因のクマであれば、脱脂術で大きな改善が期待できます。ただし、色素沈着が原因の茶クマや血行不良が原因の青クマの場合は、脱脂だけでは十分な効果が得られないこともあります。リノクリニック東銀座では、カウンセリングでクマの原因を正確に見極めた上で、最適な治療法をご提案しています。

Q. クマ取りのダウンタイム中に内出血が出た場合、どのくらいで消えますか?

A. 内出血は術後2日目から3日目に最も目立ちやすく、その後は赤紫色から黄色味へと変化しながら約1週間から2週間で消失するのが一般的な経過です。内出血が出るかどうかや程度には個人差があり、全く出ない方もいらっしゃいます。ビタミンKを含む外用薬が回復を助ける場合もありますので、気になる方は医師にご相談ください。

まとめ

  • クマ取りのダウンタイムは施術方法により異なり、経結膜脱脂法では約1週間から2週間で大部分の腫れが収まる
  • 腫れのピークは術後2日目から3日目で、その後は徐々に回復に向かう
  • デスクワークであれば術後2日から3日、対面の仕事は5日から7日を目安に仕事復帰が可能
  • 冷却、頭を高くして就寝、飲酒や運動の制限といったセルフケアがダウンタイムの短縮に有効
  • 腫れが長引く場合や異常な症状がある場合は、早めにクリニックへ相談することが大切
  • 効果には個人差があるため、事前のカウンセリングで自分に合った施術を選ぶことが重要

クマ取りは、目の下の膨らみやくぼみを改善し、疲れた印象や老けた印象を解消する効果が期待できる施術です。ダウンタイムの不安を解消し、適切な時期に施術を受けることで、日常生活への影響を最小限に抑えられます。まずはカウンセリングで、あなたのクマの原因や最適な施術方法について確認してみてはいかがでしょうか。

当院のご案内

リノクリニック東銀座は、外科専門医による美容外科診療を行っているクリニックです。クマ取りをはじめ、目元や顔全体のお悩みに対して、丁寧なカウンセリングと確かな技術で対応いたします。患者さまお一人おひとりの状態やご希望に合わせた治療プランをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)

監修者情報

宮﨑 邦夫

リノクリニック東銀座 院長

【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員

消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。

監修日:2026.06.19

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