院長コラム

クマの種類と見分け方セルフチェック|タイプ別の原因と対策を解説

目の下のクマが気になるけれど、自分のクマがどの種類なのかわからないとお悩みではありませんか。クマには複数の種類があり、見分け方を知らないまま間違ったケアを続けても改善が見込めないケースが少なくありません。セルフチェックで自分のクマのタイプを正しく把握することが、適切な対策への第一歩です。本記事では、クマの種類ごとの特徴や原因、自宅でできるセルフチェックの方法、そしてタイプ別に有効とされる治療法まで、当院の診療経験をもとに詳しく解説します。自分に合ったクマ対策を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること
・青クマ、黒クマ、茶クマ、赤クマの4種類の特徴と原因
・自宅で今すぐできるクマの種類のセルフチェック方法
・タイプ別に有効とされるケアや治療の選択肢
・クマ治療の費用目安と受診の判断基準

クマの種類は主に4タイプある

目の下にできるクマは、大きく分けて青クマ、黒クマ、茶クマ、赤クマの4種類に分類されます。それぞれ原因や見た目の特徴が異なるため、まずは各タイプの違いを正しく理解することが大切です。

青クマの特徴と原因

青クマは、目の下の皮膚を通して静脈の色が透けて見えることで生じます。目の周りの皮膚は約0.5ミリメートルと非常に薄く、血行不良によって滞った暗い色の血液が目立ちやすくなります。寝不足や疲労、冷え性、長時間のパソコン作業などが主な原因です。特に色白の方や皮膚が薄い方に出やすい傾向があります。

黒クマの特徴と原因

黒クマは、目の下のたるみやくぼみによってできる影が原因です。加齢に伴い眼窩脂肪と呼ばれる目の周りの脂肪が前方へ突出し、その下にくぼみや段差ができることで影が生じます。30代以降に増え始め、年齢とともに目立ちやすくなるのが特徴です。コラーゲンやエラスチンの減少による皮膚のハリの低下も関係しています。

茶クマの特徴と原因

茶クマは、目の下の皮膚に色素沈着が起こることで生じる褐色のクマです。紫外線によるメラニンの過剰生成、アイメイクの摩擦、アトピー性皮膚炎などによる慢性的な炎症が主な原因として挙げられます。皮膚そのものに色がついている状態であるため、引っ張っても上を向いても色味が変わらないのが特徴です。

赤クマの特徴と原因

赤クマは、眼窩脂肪が眼輪筋を圧迫することで筋肉の色が透けて赤みを帯びて見える状態です。目の疲れや眼精疲労とも関連が深く、長時間のスマートフォン使用やデスクワークの多い方に見られる傾向があります。赤クマは青クマや黒クマと併発していることも多く、当院での診療経験では複合タイプと診断される方が約3割いらっしゃいます。

セルフチェックで見分ける方法

クマの種類を正しく見分けるために、自宅で簡単にできるセルフチェック方法をご紹介します。鏡と明るい照明があればすぐに実践できますので、以下の手順に沿って確認してみてください。

STEP 1|明るい場所で鏡を正面に見る

自然光が入る場所、もしくは明るいライトの前で鏡を持ち、正面から目の下のクマの色味を観察します。青紫っぽいか、茶色っぽいか、赤みがあるか、まずは色の傾向を確認しましょう。

STEP 2|目の下の皮膚を軽く引っ張る

人差し指で目の下の皮膚をそっと下に引っ張ります。色が薄くなる場合は青クマの可能性が高いです。引っ張っても色が変わらない場合は、色素沈着による茶クマの可能性があります。

STEP 3|上を向いて鏡を見る

顔を天井に向けた状態で手鏡を見ます。上を向くことでクマが目立たなくなる場合は黒クマの可能性が高いです。たるみや脂肪の突出による影が原因であるため、角度を変えると影が消えるのが特徴です。

STEP 4|スマートフォンのライトを下から当てる

下方からライトを当ててクマが消えるかどうかを確認します。影が原因の黒クマであればライトで影が消えます。赤みが強い場合は赤クマの可能性があり、特に眼輪筋が透けて見える部分に注目してください。

当院の医師によると、セルフチェックはあくまで目安であり、複数のタイプが重なっている混合型の方も多くいらっしゃいます。正確な診断には医師による直接の診察が望ましいとされています。

クマの種類別おすすめ治療法

セルフチェックでクマの種類がある程度わかったら、タイプに合った治療法を検討しましょう。リノクリニック東銀座では、患者さまのクマの状態を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案しています。

青クマの治療法

青クマは血行不良が主な原因であるため、まずは生活習慣の改善が基本となります。十分な睡眠の確保、目元の温めによる血行促進、適度な運動が有効です。セルフケアで改善が見られない場合は、ヒアルロン酸注入で皮膚に厚みを持たせて血管の透けを軽減する方法があります。費用の目安は1回あたり約3万円から8万円程度です。確定金額はカウンセリングでご案内いたします。

黒クマの治療法

黒クマは構造的な原因が大きいため、セルフケアだけでの改善には限界があります。代表的な治療法として、経結膜脱脂術があります。これは下まぶたの裏側から余分な眼窩脂肪を除去する施術で、皮膚に傷が残りにくいのが特徴です。術後1から2週間で約7割の腫れが引くとされ、ダウンタイムも比較的短い施術です。費用の目安は約20万円から40万円程度で、脂肪注入を併用する場合は追加費用が発生します。

茶クマの治療法

茶クマは色素沈着が原因のため、美白成分を含む外用薬やレーザートーニングなどが選択肢となります。ハイドロキノンやトレチノインといった外用薬は、日本皮膚科学会でも色素沈着に対する有効性が報告されています。紫外線対策の徹底や摩擦を避けるスキンケアも並行して行うことが重要です。レーザー治療の費用は1回あたり約1万円から3万円程度で、5回から10回の継続が推奨されるケースが多いです。

赤クマの治療法

赤クマは眼窩脂肪の突出が関与していることが多いため、黒クマと同様に経結膜脱脂術が有効な場合があります。また、眼精疲労が原因の場合は、目を休める習慣や血行改善のケアを並行して行います。当院での診療経験では、赤クマと黒クマが併発している方には脱脂術と脂肪注入を組み合わせることで、より自然な仕上がりが期待できるケースがあります。効果には個人差があります。

セルフチェック後の受診目安

セルフチェックを行った後、どのタイミングで医療機関を受診すべきか迷う方は少なくありません。以下のような状態に当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。

まず、セルフケアを3か月以上続けても改善が見られない場合です。市販のアイクリームやマッサージだけでは対応が難しいクマも多く、特に黒クマや構造的な原因を伴うクマは医療的なアプローチが必要になることがあります。

次に、クマの種類が自分では判断できない場合です。先述のとおり、複数のタイプが混在していることも珍しくありません。当院の医師によると、初診で来院される方の約半数が複合タイプであり、それぞれの原因に対して個別のアプローチが求められます。

また、クマが年々悪化している場合や、メイクで隠しきれなくなってきた場合も受診のサインです。加齢による眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみは自然には改善しにくいため、進行する前に医師に相談されることをおすすめします。

リノクリニック東銀座では、無料カウンセリングでクマの種類を診断し、患者さまの状態やご希望に合わせた治療法をご提案しています。セルフチェックの結果を踏まえてご相談いただくことで、よりスムーズな診察が可能です。

クマの種類に関するよくある質問

Q. セルフチェックでクマの種類がわからない場合はどうすればよいですか。

A. 複数のタイプが重なっている混合型の可能性があります。セルフチェックはあくまで目安ですので、正確な診断を希望される場合は医師による直接の診察をおすすめします。リノクリニック東銀座ではカウンセリングでクマの種類を丁寧に診断いたします。効果には個人差があります。

Q. クマ治療にはどのくらいの費用がかかりますか。

A. 治療内容によって異なりますが、ヒアルロン酸注入は約3万円から8万円、経結膜脱脂術は約20万円から40万円が目安です。レーザー治療は1回あたり約1万円から3万円程度となります。これらは参考価格であり、確定金額はカウンセリングでご案内いたします。

Q. クマ治療のダウンタイムはどのくらいですか。

A. 経結膜脱脂術の場合、主な腫れは術後1から2週間程度で落ち着く方が多いです。ヒアルロン酸注入は当日から翌日に軽い腫れが出る程度で、日常生活への影響は比較的少ないとされています。個人差がありますので、詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。

まとめ

本記事のポイントを整理します。

  • クマには青クマ、黒クマ、茶クマ、赤クマの4種類がある
  • セルフチェックでは皮膚を引っ張る、上を向く、ライトを当てるなどの方法でタイプを判別できる
  • 青クマは血行不良、黒クマはたるみや脂肪突出、茶クマは色素沈着、赤クマは眼輪筋の透けが主な原因
  • セルフケアで改善しない場合は医療機関での治療が有効な選択肢となる
  • 複数のタイプが混在する混合型のクマも多く、正確な診断には医師の診察が望ましい

クマの種類によって最適なアプローチは異なります。セルフチェックで気になる点があった方は、一度医師にご相談されることをおすすめします。効果には個人差があります。

当院のご案内

リノクリニック東銀座では、クマの種類の診断から治療まで一貫して対応しております。経結膜脱脂術やヒアルロン酸注入など、患者さまのクマのタイプやご希望に合わせた治療プランをご提案いたします。カウンセリングでは丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で治療を進めてまいります。
初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)

監修者情報

宮﨑 邦夫

リノクリニック東銀座 院長

【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員

消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。

監修日:2026.05.15

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