院長コラム
エラの張りが気になって小顔に憧れているけれど、エラボトックスと骨切りの違いがわからず選び方に迷っている、そんなお悩みをお持ちではありませんか。エラ張りの原因は大きく分けて「咬筋の発達」と「下顎骨の形状」の二つがあり、原因によって適した施術はまったく異なります。注射だけで済むエラボトックスと、骨格そのものを変える骨切り手術では、費用もダウンタイムも効果の持続期間も大きく違います。間違った選択をしてしまうと、期待した効果が得られないばかりか、不要なリスクを負うことにもなりかねません。この記事では、リノクリニック東銀座の医師監修のもと、エラボトックスと骨切りそれぞれの特徴を徹底比較し、あなたに合った施術の選び方をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
・エラボトックスと骨切りの施術内容や仕組みの違い
・費用、ダウンタイム、効果持続期間の具体的な比較
・エラ張りの原因別に見た正しい施術の選び方
・リノクリニック東銀座での実際のカウンセリングの流れ
エラボトックスの特徴と効果
エラボトックスとは、ボツリヌストキシン製剤を咬筋に注射することで筋肉の動きを抑制し、徐々にエラの張りを改善する施術です。咬筋とは食べ物を咀嚼するときに使われる筋肉で、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は特にこの筋肉が発達しやすく、エラが張って見える原因になります。
施術時間はおよそ10分から15分程度と非常に短く、注射のみで完了するため切開は一切ありません。当院での診療経験では、施術後2週間ほどで咬筋の収縮が弱まり始め、1か月から2か月で見た目の変化を実感される方が多い傾向にあります。効果のピークはおおむね施術後3か月前後で、その後は徐々に筋肉の動きが戻ってきます。
効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には4か月から6か月程度です。繰り返し注射を行うことで咬筋が徐々に萎縮し、回数を重ねるごとに持続期間が長くなる傾向があるとされています。日本美容外科学会(JSAPS)でも、エラボトックスは低侵襲な小顔治療として広く認められている施術です。
費用の目安としては、1回あたりおよそ3万円から10万円程度が相場とされています。使用する製剤の種類や注入量によって異なりますので、確定金額はカウンセリングでご案内いたします。ダウンタイムはほぼなく、施術直後からメイクも可能なため、仕事や日常生活への影響が極めて少ない点が大きなメリットです。ただし、エラの張りが骨格由来である場合には、エラボトックスだけでは十分な効果が得られないことがあります。
骨切り手術の特徴と違い
骨切り手術は下顎角と呼ばれるエラの骨自体を削ったり切除したりして、骨格レベルからフェイスラインを変える施術です。エラボトックスとの最大の違いは、骨格そのものを改変するため半永久的な効果が期待できる点にあります。
骨切り手術の具体的な方法
手術は全身麻酔下で行われ、口腔内からアプローチするため顔の表面に傷跡が残りません。手術時間はおおむね2時間から3時間程度で、下顎角をデザイン通りに削り出すことでシャープなフェイスラインを作り出します。当院の医師によると、骨の厚みや左右差を術前のCT検査で精密に把握したうえで手術計画を立てることが、満足度の高い仕上がりにつながるとされています。
ダウンタイムと回復の流れ
骨切り手術のダウンタイムはエラボトックスと比較して格段に長くなります。術後は顔全体に強い腫れやむくみが出るのが通常で、特に術後3日から5日がピークです。当院での診療経験では、術後1週間から2週間で約7割の腫れが引き、おおむね1か月で人前に出ても違和感のない状態になる方が多い傾向です。完全に腫れが落ち着き最終的な仕上がりが確認できるまでには3か月から6か月程度を見込む必要があります。
入院は1泊から2泊が一般的で、デスクワークであれば術後1週間から2週間で復帰できるケースが多いですが、接客業など人前に出る仕事の方は2週間から3週間の休みを確保されることをおすすめします。また術後しばらくは硬い食べ物を避けるなど食事制限も必要です。
費用の目安は80万円から150万円程度とされており、エラボトックスと比較すると高額になります。ただし、効果が半永久的に持続するため、エラボトックスを繰り返し受ける場合のトータルコストと比較すると、長期的にはそれほど大きな差にならないこともあります。確定金額はカウンセリングにてご案内いたします。
エラ張りの原因別の選び方
エラボトックスと骨切りのどちらを選ぶべきかは、エラが張っている原因によって大きく異なります。適切な選び方を知るためには、まず自分のエラ張りの原因を正しく把握することが重要です。
筋肉が原因のエラ張り
歯を強く噛みしめたときにエラの部分が大きく膨らむ方は、咬筋の発達がエラ張りの主な原因である可能性が高いです。この場合はエラボトックスが第一選択肢となります。普段から食いしばりや歯ぎしりの癖がある方、硬い食べ物を好んで食べる方に多く見られるパターンです。当院の医師によると、咬筋の厚みが左右で異なる場合には、注入量を調整することで左右差の改善も同時に期待できるとのことです。
骨格が原因のエラ張り
力を入れていない状態でもエラが角張って見える方、レントゲンやCTで下顎角が大きく張り出していることが確認できる方は、骨格が原因のエラ張りです。この場合、エラボトックスでは根本的な改善が難しく、骨切り手術が適応となります。
筋肉と骨格の両方が原因のケース
実際の臨床では、筋肉と骨格の両方が複合的にエラ張りの原因となっているケースも少なくありません。リノクリニック東銀座では、触診に加えて画像検査を活用し、咬筋の厚みと骨格の形状を総合的に評価したうえで、最適な施術プランをご提案しています。骨切り手術にエラボトックスを併用するケースや、まずエラボトックスを試してから骨切りの必要性を判断するステップアップ方式なども選択肢のひとつです。効果には個人差がありますので、自己判断せずにカウンセリングで医師の診察を受けることが、正しい選び方への第一歩です。
費用とダウンタイムの違いを比較
選び方を考えるうえで、費用とダウンタイムの違いは非常に重要な判断材料になります。ここでは両者を具体的な数値とともに比較します。
エラボトックスの場合、費用は1回あたり約3万円から10万円が目安です。年に2回から3回の施術が推奨されるため、年間費用は約6万円から30万円程度となります。5年間継続した場合のトータルコストは30万円から150万円程度です。一方、骨切り手術は1回あたり約80万円から150万円が目安ですが、基本的に1回の手術で完了し追加費用は発生しにくい傾向にあります。
ダウンタイムについても大きな違いがあります。エラボトックスはほぼダウンタイムがなく、注射部位に軽い赤みや内出血が出る程度で、数日以内に治まるのが一般的です。骨切り手術は前述のとおり1か月から3か月の回復期間が必要となり、生活への影響も大きくなります。
痛みに関しては、エラボトックスは注射時にチクッとした痛みがある程度です。骨切り手術は全身麻酔で行うため術中の痛みはありませんが、術後数日間は鎮痛剤が必要な程度の痛みが続きます。
このように費用面、ダウンタイム面でそれぞれメリットとデメリットがあるため、ご自身のライフスタイルや予算、求める効果の持続性などを総合的に考慮した選び方が重要です。確定金額についてはカウンセリングにてご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
施術の選び方で失敗しない手順
エラボトックスと骨切りの違いを理解したうえで、実際にどのように選べばよいか、当院がおすすめする選び方の手順をご紹介します。
STEP 1|セルフチェックで原因を把握する
鏡の前で歯を強く噛みしめてみてください。エラの部分が大きく膨らむ場合は咬筋の発達、力を入れなくても角張っている場合は骨格が原因の可能性が高いです。ただし、これはあくまで目安であり正確な判断には医師の診察が必要です。
STEP 2|カウンセリングで医師の診察を受ける
リノクリニック東銀座では、カウンセリング時に触診と視診に加え、必要に応じてレントゲンやCT画像を用いた精密な診断を行います。咬筋の厚み、下顎角の角度、骨の厚みなどを客観的に評価し、エラ張りの原因を特定します。
STEP 3|ライフスタイルに合わせて施術を決定する
原因が特定できたら、ダウンタイムの確保が可能かどうか、予算はどの程度か、効果の持続性をどこまで求めるかなどを医師と相談しながら最適な施術を決定します。まずはエラボトックスで効果を確認してから骨切りを検討する段階的なアプローチも選択肢のひとつです。
STEP 4|術後のフォローアップ計画を立てる
エラボトックスの場合は定期的な再注射の計画を、骨切りの場合は術後の通院スケジュールを事前に把握しておくことで、安心して施術に臨むことができます。当院では術後の経過観察も丁寧に行い、長期的な満足度の向上に努めています。
Q. エラボトックスと骨切りは同時にできますか。
A. 同時施術が可能なケースもあります。骨切り手術の術後にエラボトックスを併用することで、より理想的なフェイスラインを目指せる場合があります。ただし、併用の可否はお一人おひとりの状態によって異なりますので、カウンセリングで医師にご相談ください。効果には個人差があります。
Q. エラボトックスは何回くらい続ける必要がありますか。
A. 一般的には年に2回から3回の施術を継続することが推奨されます。回数を重ねるごとに咬筋が萎縮し、注射の間隔を広げられるようになるケースもあります。当院での診療経験では、3回目以降から効果の持続期間が延びる傾向が見られます。
Q. 骨切り手術の傷跡は目立ちますか。
A. 骨切り手術は口腔内からアプローチするため、顔の表面に傷跡が残ることは基本的にありません。口の中の切開部分は吸収糸で縫合するため抜糸も不要です。術後のむくみや腫れは一時的なもので、時間の経過とともに落ち着いていきます。
まとめ
エラボトックスと骨切りの違いと選び方について、重要なポイントを整理します。
- エラボトックスは咬筋の発達が原因のエラ張りに適しており、注射のみで手軽に受けられる
- 骨切り手術は骨格が原因のエラ張りに対して半永久的な効果が期待できる施術である
- 選び方の基本は「原因の特定」にあり、自己判断ではなく医師による正確な診断が重要
- 費用はエラボトックスが1回3万円から10万円、骨切りが80万円から150万円が目安
- ダウンタイムはエラボトックスがほぼなし、骨切りは1か月から3か月程度
- 効果には個人差があるため、カウンセリングで自分に合った施術を見極めることが大切
エラの張りにお悩みの方は、まずは医師による診察で原因を正確に把握し、ご自身に最適な施術を選択されることをおすすめいたします。
リノクリニック東銀座では、輪郭整形に関するカウンセリングを行っております。エラボトックスから骨切り手術まで、外科専門医の院長がお一人おひとりの骨格や筋肉の状態を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案いたします。効果には個人差があります。
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監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.06.01



