院長コラム

閉経後の加齢変化による萎縮にお悩みの方へ|婦人科形成の治療ガイド

閉経後、デリケートゾーンの見た目や感覚が以前と変わってきたと感じていませんか。婦人科形成の観点から、閉経後に生じる加齢変化や外陰部の萎縮は、多くの方が抱えながらも相談しにくい悩みのひとつです。乾燥してヒリヒリする、擦れて痛い、下着に当たって不快感がある、左右差が目立つようになったなど、治療を受けるべきか迷っている方も少なくありません。東銀座のリノクリニックでは、こうした閉経後のデリケートゾーンの変化に対して、外科的アプローチによる婦人科形成を行っています。この記事では、閉経後に起こる外陰部の加齢変化のメカニズムから、具体的な治療の内容、費用の目安、回復までの流れまでを詳しく解説します。人に聞きづらい悩みだからこそ、正確な情報を得たうえで治療を検討していただければ幸いです。

この記事でわかること
・閉経後に外陰部やデリケートゾーンに起こる加齢変化の原因と症状
・萎縮や形態変化に対する婦人科形成の具体的な治療内容
・施術の流れ、ダウンタイム、費用の目安
・よくある質問と当院での対応方針

閉経後に起こる外陰部の加齢変化

閉経を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に低下します。エストロゲンは皮膚や粘膜の弾力性やうるおいを保つ役割を担っているため、分泌が減少すると外陰部や膣周囲の組織にさまざまな変化が現れます。具体的には、小陰唇や大陰唇のボリュームが減少して薄くなる、皮膚の弾力が失われてたるみやしわが目立つ、粘膜が乾燥しやすくなるといった症状が生じます。医学的にはこの一連の変化をGSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)と呼ぶことがあり、日本産科婦人科学会でも近年注目されているテーマです。

こうした加齢変化は見た目の問題だけではありません。乾燥によってデリケートゾーンがヒリヒリする、下着や自転車のサドルに擦れて痛い、排尿時にしみるといった日常生活上の支障が出ることもあります。また、大陰唇が萎縮してボリュームが減ると、相対的に小陰唇が目立つようになり、左右差が気になるという声も少なくありません。当院の院長の臨床経験では、閉経後10年以上経過してから初めて相談に来られる方も多く、長期間一人で悩んでいたケースが目立つと話しています。恥ずかしさから受診をためらう方が多い領域ですが、適切な治療で改善が期待できる症状です。

萎縮に対する婦人科形成の治療法

閉経後の外陰部の萎縮や形態変化に対して、婦人科形成ではいくつかの外科的アプローチが考えられます。当院で基本となる施術は小陰唇縮小術です。加齢により組織が薄くなり、余剰皮膚が伸びて垂れ下がった状態や、左右差が顕著になった小陰唇を整えることを目的としています。

小陰唇縮小術と併用施術

小陰唇縮小術では、余分な組織を丁寧に切除し、自然な形態に仕上げます。閉経後の組織はエストロゲン低下の影響で薄く脆くなっている場合があるため、血流を十分に確認しながら慎重に手術を進めることが重要です。併用施術として副皮切除術を行うこともあります。副皮とは小陰唇と大陰唇の間にあるひだ状の皮膚で、小陰唇縮小と合わせて整えることで、より自然で左右対称に近い仕上がりを目指せます。

オプション施術について

症状や希望に応じて、陰核包皮切除や会陰部贅皮切除をオプションとして組み合わせることも可能です。また、大陰唇の萎縮が著しい場合には、大陰唇への脂肪注入によってボリュームを補い、ふっくらとした状態に近づける方法もあります。大陰唇が痩せて薄くなると、座ったときに骨が当たる感覚がある、見た目が気になるといった悩みにつながることがあり、脂肪注入による膨らみの修正が選択肢となります。

リノクリニック東銀座では、患者さまお一人おひとりの症状や組織の状態を診察したうえで、必要な施術の組み合わせをご提案しています。詳しい施術内容については以下をご覧ください。

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治療の流れとダウンタイムの目安

閉経後の外陰部に対する婦人科形成は、一般的に日帰りで行える施術です。ここでは当院における施術の流れと回復までの目安をご紹介します。

STEP 1|カウンセリングと診察

まずは医師がデリケートゾーンの状態を直接診察し、萎縮の程度や皮膚の厚み、左右差などを確認します。お悩みの内容や仕上がりのご希望を丁寧にお伺いしたうえで、適切な施術プランをご提案します。銀座エリアで婦人科形成を検討されている方は、まずカウンセリングにお越しいただくことをおすすめします。

STEP 2|施術当日

施術は局所麻酔のもとで行い、所要時間は施術内容によりますがおおむね30分から60分程度です。小陰唇縮小術単体であれば30分程度で終了する場合もあります。

STEP 3|術後の経過とダウンタイム

術後は吸収糸で縫合するため、基本的に抜糸は不要です。腫れや内出血のピークは術後3日から5日程度で、1週間ほどで落ち着いてくる方が多い傾向にあります。日常生活への復帰は比較的早く、デスクワークであれば術後2日から3日で復帰される方もいます。ただし、自転車の使用や激しい運動は術後3週間から4週間ほどお控えいただいています。シャワーは翌日から可能で、入浴は1週間後を目安にしています。

なお、効果には個人差があります。術後の経過は組織の状態や年齢によっても異なりますので、不安なことがあれば術後の診察時にお気軽にご相談ください。

費用の目安としては、小陰唇縮小術で15万円から30万円程度、副皮切除術や各オプション施術を組み合わせる場合は追加費用が発生します。確定金額はカウンセリングにてご案内いたします。

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閉経後の治療で大切なポイント

閉経後の婦人科形成を受けるにあたって、いくつか知っておいていただきたい重要なポイントがあります。

ホルモン補充療法との関係

婦人科でホルモン補充療法(HRT)を受けている方もいらっしゃいますが、HRTによって粘膜のうるおいや弾力はある程度改善するものの、小陰唇の余剰皮膚が自然に縮小することは難しい場合が多いです。そのため、形態的な悩みに対しては外科的な婦人科形成が有効な選択肢となります。現在HRTを受けている方でも施術は可能ですので、カウンセリング時にお申し出ください。

年齢による手術リスクについて

閉経後の方の中には、60代や70代で手術を検討される方もいらっしゃいます。当院の院長は、年齢だけを理由に手術を断ることはなく、全身状態や基礎疾患の有無を総合的に判断して施術の可否を決定すべきだと考えています。局所麻酔で行う施術であるため身体への負担は比較的軽く、高血圧や糖尿病などの持病がコントロールされていれば問題なく施術できるケースがほとんどです。ただし、抗凝固薬を服用している方は事前に主治医と連携する必要があるため、お薬手帳をご持参のうえご相談ください。

術後の仕上がりについて

閉経後の組織は若い方と比べて皮膚が薄く、弾力が低下していることがあります。そのため、切除デザインや縫合方法にはより繊細な技術が求められます。中央区にある当院では、外科専門医である院長が一つひとつの症例に対し丁寧に対応しており、加齢による組織の変化を考慮した術式の工夫を行っています。仕上がりの自然さを重視し、過度な切除を避けることで、術後のトラブルリスクを最小限に抑えるよう心がけています。

実際の仕上がりについては、症例写真もご参考にしていただけます。

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加齢変化の悩みに関するよくある質問

Q. 閉経後にデリケートゾーンが乾燥してヒリヒリするのですが、婦人科形成で改善できますか。

A. 乾燥やヒリヒリ感の原因がエストロゲン低下による粘膜の萎縮であれば、まずは婦人科でのホルモン補充療法が第一選択となる場合があります。一方で、小陰唇の余剰皮膚が下着に擦れて痛みを生じている場合は、小陰唇縮小術による改善が期待できます。原因の特定が大切ですので、まずは診察にてご相談ください。効果には個人差があります。

Q. 60代ですが手術を受けることはできますか。年齢制限はありますか。

A. 当院では年齢だけを理由にお断りすることはありません。局所麻酔で行う施術のため身体への負担は比較的小さく、全身状態が安定していれば60代以降の方でも施術可能です。持病のある方は事前にご相談いただき、安全に施術できるかを医師が判断いたします。

Q. 大陰唇が痩せてしぼんだ感じが気になります。ふっくらさせることはできますか。

A. 大陰唇の萎縮に対しては、ご自身の脂肪を採取して注入する脂肪注入術でボリュームを補う方法があります。東京で大陰唇のボリューム減少にお悩みの方はご相談ください。ただし脂肪の生着率には個人差があり、複数回の注入が必要となる場合もあります。カウンセリングにて詳しくご説明いたします。

まとめ

  • 閉経後はエストロゲンの低下により、外陰部の萎縮や乾燥、形態変化が生じやすくなる
  • 小陰唇の余剰皮膚や左右差に対しては、小陰唇縮小術を基本とした婦人科形成が有効な選択肢となる
  • 副皮切除術や陰核包皮切除、大陰唇への脂肪注入など、症状に合わせた併用施術やオプションも選択可能
  • 閉経後の組織特性を理解した医師のもとで施術を受けることが、安全で自然な仕上がりにつながる
  • ダウンタイムは比較的短く、日帰りで施術可能

閉経後の加齢変化による外陰部の悩みは、一人で抱え込まずにまずはご相談ください。デリケートゾーンの見た目が気になる、擦れて痛い、左右差が目立つようになったなど、どのような症状でもお気軽にカウンセリングにお越しいただければ、医師が丁寧に状態を確認し、最適な治療をご提案いたします。

当院のご案内

リノクリニック東銀座は、東銀座駅からすぐの場所にある外科専門医が在籍するクリニックです。婦人科形成をはじめ、骨切りや輪郭形成、美容外科全般の診療を行っています。完全個室でのカウンセリングと施術を提供しており、プライバシーに配慮した環境を整えています。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)

監修者情報

宮﨑 邦夫

リノクリニック東銀座 院長

【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員

消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。

監修日:2026.08.24

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