院長コラム
フェイスラインがぼやけてきた、ほうれい線が深くなった、マリオネットラインが目立つようになったなど、顔のたるみでお悩みではありませんか。たるみ治療にはハイフや糸リフト、プロファイロなど複数の選択肢がありますが、実はこれらを組み合わせることでより満足度の高い仕上がりを目指せることをご存じでしょうか。東銀座のリノクリニックでは、それぞれの施術が得意とするアプローチを活かし、患者さま一人ひとりのたるみの状態に合わせた組み合わせ治療をご提案しています。この記事では、ハイフ・糸リフト・プロファイロそれぞれの特徴と、組み合わせることで得られるメリット、施術の順番や費用目安まで詳しく解説します。たるみ治療で後悔しないための知識をぜひお役立てください。
目次
この記事でわかること
- ハイフ・糸リフト・プロファイロそれぞれの仕組みと得意な効果の違い
- 3つの施術を組み合わせるメリットと推奨される順番
- 施術の費用目安とダウンタイムの期間
- 自分のたるみに合った治療の選び方
たるみ治療の種類と特徴を解説
顔のたるみは、加齢による皮膚のコラーゲン減少、皮下脂肪の下垂、表在性筋膜であるSMAS層の緩みなど複数の原因が重なって生じます。鏡を見るたびに「二重顎が気になる」「フェイスラインがもたついてきた」「頬が下がって老けて見える」と感じる方は多いのではないでしょうか。こうしたたるみに対して、現在の美容医療では大きく分けて3つのアプローチがあります。
ハイフの仕組みと得意な領域
ハイフは高密度焦点式超音波を用いて、皮膚の深層やSMAS層に熱エネルギーを届ける施術です。メスを使わずに筋膜レベルから引き締め効果が期待でき、施術直後から肌のタイトニングを実感される方もいます。特にフェイスライン全体の軽度なたるみや、顎下のもたつきに対して効果を発揮しやすいとされています。効果の持続期間は個人差がありますが、一般的に3か月から6か月程度といわれています。
糸リフトの仕組みと得意な領域
糸リフトは、体内で吸収される医療用の糸をこめかみや頬の皮下に挿入し、物理的にたるんだ組織を引き上げる施術です。ほうれい線やマリオネットライン、頬のたるみに対して即時的なリフトアップ効果が得られる点が大きな特徴です。さらに糸の周囲にコラーゲンが生成されることで、挿入後も肌質改善効果が持続します。効果の持続期間は糸の種類にもよりますが、おおむね1年から1年半程度が目安です。
プロファイロの仕組みと得意な領域
プロファイロは高濃度かつ高純度のヒアルロン酸を皮下に注入するバイオリモデリング注射です。一般的なヒアルロン酸注入のようにボリュームを足すのではなく、皮膚そのものの弾力やハリを内側から改善することを目的としています。コラーゲンやエラスチンの産生を促進し、肌の土台を整える働きが期待できるため、肌全体のたるみやハリ不足に悩む方に適しています。
組み合わせ治療が選ばれる理由

たるみの原因が一つではないように、治療もまた単一の施術だけでは十分な満足が得られないケースがあります。日々の診療を通じて私が強く感じているのは、『たるみは皮膚・脂肪・筋膜の三層すべてにアプローチしなければ根本的な改善は難しい』ということです。ハイフ・糸リフト・プロファイロの3つを組み合わせることで、それぞれが異なる層に働きかけ、相乗効果が期待できるのです。
具体的には、ハイフがSMAS層を引き締めて土台をつくり、糸リフトが物理的にたるんだ組織を引き上げ、プロファイロが皮膚そのもののハリと弾力を回復させるという三段階のアプローチになります。これにより単独施術では届かなかった層までカバーでき、より自然で持続的なリフトアップが目指せます。
当院での診療経験では、組み合わせ治療を受けた方は単独施術と比較して効果の持続期間が長くなる傾向がみられます。もちろん効果には個人差がありますが、「一つの施術だけでは物足りなかった」という方にこそ、組み合わせのメリットを感じていただけることが多いです。
東京でたるみ治療を検討されている方の中には、どの施術を選べばよいかわからないという声も少なくありません。当院ではカウンセリング時にたるみの程度や皮膚の状態を丁寧に評価し、本当に必要な施術だけをご提案するようにしています。
施術の順番とスケジュール
それぞれの施術を組み合わせる場合、どの順番で受けるかが仕上がりに影響します。ここでは当院が推奨する一般的なスケジュールをご紹介します。
STEP 1|ハイフで土台を引き締める
まずハイフを行い、SMAS層を含む深部組織を収縮・引き締めます。これにより糸リフトの効果がより発揮されやすい土台が整います。ハイフのダウンタイムは比較的短く、施術当日から日常生活に戻れる方がほとんどです。赤みや軽い腫れが出る場合がありますが、通常2日から3日程度で落ち着きます。
STEP 2|糸リフトで物理的にリフトアップする
ハイフから2週間から4週間ほど空けて糸リフトを行います。このタイミングはハイフによるコラーゲン生成が始まり、組織が引き締まってきた段階です。糸リフトのダウンタイムは個人差がありますが、腫れや内出血が出た場合でも1週間から2週間で7割程度が引いていきます。銀座エリアにお勤めの方の場合、マスクをしていればデスクワークは数日で復帰できるケースが多いです。
STEP 3|プロファイロで肌質を底上げする
糸リフトから4週間ほど経過した時点でプロファイロを注入します。糸リフトで引き上げたラインをキープしながら、皮膚の弾力とハリを内側から高めていきます。プロファイロは通常2回を1クールとして1か月間隔で施術を行います。注入直後に小さな膨らみが出ますが、数時間から翌日にはほぼ消失します。
上記はあくまで一般的な推奨スケジュールであり、たるみの程度や肌の状態によって最適な順番や間隔は変わります。中央区にある当院では、カウンセリングの際に患者さまの生活スタイルも考慮したオーダーメイドのスケジュールをご提案しています。
費用目安とダウンタイム一覧

たるみ治療を検討するうえで、費用やダウンタイムは気になるポイントです。以下にそれぞれの目安をまとめます。なお、金額は参考価格であり、確定金額はカウンセリングでご案内いたします。
ハイフの費用目安は全顔1回あたり3万円から10万円程度で、ダウンタイムはほとんどなく当日からメイク可能な場合が多いです。施術時間は30分から60分程度です。
糸リフトの費用目安は使用する糸の本数や種類によって異なりますが、両側で15万円から40万円程度が一般的です。ダウンタイムとしては腫れや内出血が1週間から2週間程度続くことがあります。施術時間は30分から60分程度です。
プロファイロの費用目安は1回あたり5万円から8万円程度で、2回1クールが基本です。ダウンタイムはほぼなく、注入部位に小さな膨隆が出る程度です。施術時間は15分から30分程度で完了します。
3つすべてを組み合わせた場合の総額は、内容にもよりますがおおむね25万円から60万円程度が目安となります。費用面が気になる方は、まずカウンセリングでたるみの状態を確認し、優先度の高い施術から段階的に進めるプランもご相談いただけます。
たるみの組み合わせ治療の注意点
組み合わせ治療はメリットが大きい一方で、いくつかの注意点もあります。まず、すべての方に3つの施術が必要とは限りません。軽度のたるみであればハイフとプロファイロの2つで十分な効果が得られることもありますし、はっきりとしたリフトアップを希望される場合は糸リフトを中心にプランを組むほうが適しているケースもあります。
日本美容外科学会のガイドラインでも強調されている通り、患者さまの状態に合わない過剰な施術はかえってリスクを高める可能性があります。リノクリニック東銀座では、カウンセリング時に皮膚の厚み・脂肪量・たるみの方向を総合的に評価し、必要な施術だけをご提案する方針を徹底しています。
また、施術後のケアも大切です。糸リフト後は激しい運動や顔への強い圧迫を1か月程度避けていただくことが望ましいです。ハイフやプロファイロの後は紫外線対策と保湿を丁寧に行うことで、効果をより長く維持できます。
どのたるみ治療が自分に合っているのかわからないという方は、まずは医師のカウンセリングを受けることをおすすめします。肌の状態やたるみの原因を正確に把握したうえで治療計画を立てることが、満足のいく結果への第一歩です。
よくある質問
Q. ほうれい線が深くてフェイスラインもぼやけていますが、ハイフと糸リフトどちらを先に受けるべきですか。
A. 当院では基本的にハイフで深部の引き締めを先に行い、その後に糸リフトでリフトアップする順番をおすすめしています。ハイフで土台を整えることで糸リフトの効果がより発揮されやすくなります。ただし、たるみの程度によって最適な順番は変わりますので、カウンセリングで状態を確認してからご提案いたします。効果には個人差があります。
Q. プロファイロはヒアルロン酸注入と何が違うのですか。顔がパンパンに膨らみませんか。
A. プロファイロは通常のヒアルロン酸注入のようにボリュームを足す目的ではなく、皮膚内部のコラーゲンやエラスチンの産生を促すバイオリモデリング治療です。皮下で自然に吸収・拡散するため、顔が不自然に膨らむ心配はほとんどありません。肌全体のハリや弾力を底上げしたい方に適した施術です。
Q. たるみの組み合わせ治療は何歳くらいから受けられますか。二重顎や頬のたるみが気になり始めました。
A. 年齢の明確な制限はなく、30代前半から組み合わせ治療を受けられる方もいらっしゃいます。たるみの進行度合いは個人差が大きいため、年齢よりも実際の肌や組織の状態が判断基準になります。東銀座の当院では無理に施術をすすめることはなく、現時点で必要な治療だけをご提案しておりますのでお気軽にご相談ください。
まとめ
たるみ治療の組み合わせについて解説してきたポイントを整理します。
- ハイフはSMAS層を引き締め、たるみの土台からアプローチする施術
- 糸リフトは物理的に組織を引き上げ、ほうれい線やフェイスラインに即時的な効果が期待できる施術
- プロファイロは皮膚のハリと弾力を内側から回復させるバイオリモデリング治療
- 3つを組み合わせることで皮膚・脂肪・筋膜の三層にアプローチでき、相乗効果が期待できる
- 施術の順番はハイフ、糸リフト、プロファイロの順が基本で、間隔は2週間から4週間が目安
- 費用は組み合わせの内容によりおおむね25万円から60万円程度が目安
- 効果には個人差があるため、カウンセリングで自分に合った治療計画を立てることが大切
フェイスラインのもたつきやほうれい線、マリオネットラインなど顔のたるみにお悩みの方は、一度医師の診察を受けて最適な治療の組み合わせを相談してみてはいかがでしょうか。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、中央区東銀座にあるたるみ治療をはじめとする美容医療を提供するクリニックです。外科専門医の院長が丁寧にカウンセリングを行い、ハイフ・糸リフト・プロファイロなどの組み合わせ治療を含め、お一人おひとりに最適な治療プランをご提案いたします。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)。
監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.09.14



