院長コラム
30代・40代になり、フェイスラインのもたつきやほうれい線の深まりが気になり始めていませんか。鏡を見るたびに「なんとなく顔が下がってきた」と感じる方は少なくありません。糸リフトは、30代・40代におすすめのたるみ治療として近年注目を集めている施術です。メスを使わずに顔のリフトアップが期待でき、ダウンタイムも比較的短いことから、仕事や家事で忙しい世代にも取り入れやすい治療法といえます。この記事では、リノクリニック東銀座の診療経験をもとに、糸リフトの仕組みや30代・40代で受けるメリット、糸の種類や費用の目安まで詳しく解説します。初めての方にもわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
この記事でわかること
・糸リフトが30代・40代におすすめされる理由と期待できる効果
・糸の種類ごとの特徴と選び方のポイント
・施術の流れやダウンタイム、費用の目安
・失敗を防ぐためのクリニック選びの注意点
目次
糸リフトが30代40代に人気の理由
30代・40代は、加齢によるコラーゲンの減少や皮下脂肪の下垂が本格的に始まる年代です。この時期に糸リフトを受けることで、たるみが進行する前に予防的なケアができるとして、多くの方が施術を検討されています。
当院の医師によると、30代の方は主に「予防目的」で糸リフトを希望されるケースが多く、40代の方は「すでに気になり始めたたるみの改善」を目的とされる傾向があります。いずれの年代でも、切開を伴うフェイスリフト手術と比較してダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ないことが選ばれる大きな理由です。
具体的には、糸リフトには以下のようなメリットがあります。まず、施術時間が約30分から60分程度と短く、局所麻酔で行えるため身体への負担が軽い点が挙げられます。次に、糸が挿入された周囲の組織でコラーゲン生成が促進されるため、リフトアップ効果に加えて肌のハリや質感の改善も期待できます。さらに、糸の種類や挿入本数を調整することで、自然な仕上がりを目指せるため、周囲に気づかれにくいという利点もあります。
当院での診療経験では、30代後半から40代前半にかけて施術を受けられた方の満足度が高い傾向にあります。たるみが重度に進行する前に対処することで、少ない本数でも十分なリフトアップ効果が得られやすいためです。ただし、効果には個人差がありますので、事前のカウンセリングで適応をしっかり確認することが大切です。
おすすめの糸の種類と特徴を比較
糸リフトに使用される糸にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や持続期間が異なります。ご自身の悩みや希望に合った糸を選ぶことが、満足のいく結果につながります。
PDO(ポリジオキサノン)
医療用の吸収糸として長い歴史を持つ素材です。体内で約6か月から8か月かけて吸収されます。コラーゲン生成を促す効果があり、吸収後も一定期間は肌のハリが持続するとされています。比較的リーズナブルな価格帯であるため、初めて糸リフトを受ける30代の方にもおすすめしやすい素材です。
PCL(ポリカプロラクトン)
PDOよりも吸収期間が長く、約24か月から36か月かけてゆっくりと分解されます。そのため、リフトアップ効果の持続期間も長い傾向があります。柔軟性が高く、表情の動きに馴染みやすいという特徴もあります。40代で長期的な効果を重視される方に検討いただきたい素材です。
PLLA(ポリ乳酸)
コラーゲン生成を強力に促進する作用があるとされる素材です。吸収期間は約12か月から18か月で、PDOとPCLの中間的な位置づけといえます。リフトアップだけでなく、肌質改善を重視する方にも向いています。
リノクリニック東銀座では、患者さまのたるみの程度やご希望に応じて最適な糸の種類をご提案しています。どの糸が適しているかは骨格や皮膚の厚み、脂肪量などによっても変わりますので、カウンセリングで実際にお顔の状態を確認したうえで判断することが重要です。
糸リフトの施術の流れと費用目安
糸リフトの施術がどのように進むのか、具体的な流れをご紹介します。初めての方でも安心して臨めるよう、ステップごとに説明いたします。
STEP 1|カウンセリング
医師がお顔のたるみの状態を診察し、ご希望の仕上がりを伺います。使用する糸の種類や本数、挿入位置を決定します。所要時間は約30分です。
STEP 2|デザインと麻酔
施術部位にマーキングを行い、局所麻酔を施します。痛みに不安がある方には、必要に応じて笑気麻酔などの対応も可能です。
STEP 3|糸の挿入
極細の針を用いて、皮下の適切な層に糸を挿入します。糸に付いたコグ(突起)が組織に引っかかることでリフトアップ効果を発揮します。片側あたり約15分から30分程度で完了します。
STEP 4|術後確認
仕上がりを鏡で確認し、問題がなければ施術終了です。当日そのままお帰りいただけます。
ダウンタイムについては、施術後2日から3日程度は軽い腫れや引きつれ感が生じることがあります。当院での診療経験では、約1週間から2週間で8割程度の腫れが落ち着く方が多い印象です。内出血が出た場合も、1週間から10日程度で目立たなくなるケースがほとんどです。大きく口を開ける動作や激しい運動は、2週間程度控えていただくことをおすすめしています。
費用の目安としては、使用する糸の種類や本数によって異なりますが、一般的に4本から8本の挿入で15万円から40万円程度が参考価格となります。確定金額はカウンセリングにてご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
30代40代の糸リフトで失敗しない選び方
糸リフトで満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが非常に重要です。ここでは、30代・40代の方がおすすめのクリニックを見極めるためのポイントをお伝えします。
医師の経験と実績を確認する
糸リフトは、糸の挿入角度や深さ、テンションのかけ方によって仕上がりが大きく変わる繊細な施術です。日本美容外科学会(JSAPS・JSAS)に所属し、解剖学的な知識と十分な施術経験を持つ医師のもとで受けることが大切です。症例写真を確認し、自然な仕上がりになっているかを見極めましょう。
カウンセリングの丁寧さを重視する
「とにかく本数を多く入れましょう」と一律に提案するクリニックには注意が必要です。骨格や脂肪の付き方は一人ひとり異なるため、個別の状態に合わせた提案をしてくれるかどうかが重要な判断基準です。リノクリニック東銀座では、たるみの原因を丁寧に分析し、糸リフト以外の選択肢も含めて最適な治療プランをご提案しています。
アフターケア体制の充実度
施術後のフォロー体制が整っているかも確認しておきたいポイントです。万が一、左右差や違和感が生じた場合に、再診察や調整に対応してもらえるかを事前に確認しておくと安心です。
また、糸リフトの効果は永続的なものではありません。一般的に1年から2年程度で効果が徐々に薄れていくため、長期的なメンテナンス計画についても相談できるクリニックを選ぶことをおすすめします。
糸リフトと他の施術を比較しておすすめを解説
30代・40代のたるみ治療には、糸リフト以外にもいくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身に合った施術を選ぶことが大切です。
HIFU(ハイフ)は超音波エネルギーを用いて皮膚の深層に熱を加え、引き締め効果を狙う施術です。針を刺さないためダウンタイムがほとんどなく、軽度のたるみには有効とされています。ただし、中程度以上のたるみに対しては糸リフトの方がリフトアップ効果が明確に実感しやすい傾向があります。
切開フェイスリフトは、耳の周囲を切開して皮膚や筋膜を引き上げる手術です。効果の持続期間は最も長いですが、ダウンタイムが2週間から1か月程度と長く、費用も高額になります。40代後半以降で重度のたるみがある場合に検討される施術です。
当院の医師によると、30代から40代前半の方には、まず糸リフトで改善を図り、将来的に必要に応じて追加施術を検討するというステップが現実的でおすすめできるアプローチです。糸リフトとHIFUを組み合わせることで、より立体的なリフトアップ効果が期待できるケースもあります。
いずれの施術も効果には個人差がありますので、複数の選択肢を比較検討し、納得したうえで施術に臨むことが満足度の高い結果につながります。
よくある質問
Q. 糸リフトは何本くらい入れるのがおすすめですか。
A. たるみの程度やご希望の仕上がりにより異なりますが、30代の方は片側2本から3本、40代の方は片側3本から5本が目安です。当院では無理に本数を増やすことはせず、最小限の本数で最大限の効果を目指すプランをご提案しています。効果には個人差があります。
Q. 糸リフトの痛みはどの程度ですか。
A. 局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんど感じない方が多いです。麻酔の注射時にチクッとした痛みがありますが、数秒で落ち着きます。術後は2日から3日程度、軽い引きつれ感や鈍痛を感じることがありますが、日常生活に支障が出るほどではありません。
Q. 糸リフトの効果はどれくらい持続しますか。
A. 使用する糸の種類により異なりますが、一般的に1年から2年程度が効果の持続期間の目安です。PCL素材の糸は比較的長く効果が持続する傾向があります。定期的なメンテナンス施術を行うことで、リフトアップ状態を長く維持しやすくなります。
まとめ
この記事のポイントを整理します。
- 糸リフトは30代・40代のたるみ予防および改善におすすめの施術である
- 糸の種類にはPDO・PCL・PLLAがあり、持続期間や特徴が異なる
- 施術時間は30分から60分程度で、ダウンタイムは1週間から2週間が目安である
- 費用目安は15万円から40万円程度で、糸の種類や本数により変動する
- 医師の経験やカウンセリングの丁寧さがクリニック選びの重要なポイントである
- 効果には個人差があるため、カウンセリングで適応を確認することが大切である
30代・40代はたるみが進行し始める重要な時期です。早い段階で適切な治療を受けることが、将来のお顔の印象を大きく左右します。糸リフトに興味をお持ちの方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、外科専門医の資格を持つ医師が糸リフトをはじめとする美容医療を提供しております。お一人おひとりの骨格やたるみの状態に合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な施術プランをご提案いたします。
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監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.05.17



