院長コラム

糸リフトとボトックス併用の効果とは|おすすめの理由を解説

フェイスラインがぼやけてきた、ほうれい線が深くなった、たるみが気になるなど、年齢とともに顔の変化にお悩みではありませんか。糸リフトとボトックスの併用は、こうしたお悩みに対しておすすめの施術として多くの方に選ばれています。それぞれ単体でも効果が期待できる施術ですが、組み合わせることで引き上げと輪郭の引き締めを同時に叶えられる点が大きな魅力です。しかし「本当に同時に受けて大丈夫なの?」「どんな効果があるの?」と不安を感じる方も少なくありません。この記事では、リノクリニック東銀座の診療経験をもとに、糸リフトとボトックスを併用する効果やメリット、施術の流れ、費用目安までわかりやすく解説します。ご自身に合った施術選びの参考にしてください。

この記事でわかること
・糸リフトとボトックスそれぞれの特徴と役割の違い
・併用することで得られる具体的な効果とメリット
・施術の流れやダウンタイム、費用の目安
・併用がおすすめな方の特徴と注意点

糸リフトとボトックスの違いとは

糸リフトとボトックスはどちらもたるみや輪郭の悩みにアプローチできる施術ですが、その作用メカニズムはまったく異なります。それぞれの特徴を正しく理解することが、併用効果を最大限に引き出す第一歩です。

糸リフトの特徴と仕組み

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下組織に挿入し、物理的にたるんだ皮膚や脂肪を引き上げる施術です。使用する糸にはコグと呼ばれる小さな突起がついており、この突起が組織にしっかりと引っかかることで持ち上げ効果を発揮します。さらに、糸の周囲にコラーゲンの生成が促されるため、施術後も肌のハリや弾力が徐々に改善していくことが期待できます。主にフェイスラインのもたつき、ほうれい線、マリオネットライン、二重顎といった悩みに対応しています。持続期間は使用する糸の種類や本数によって異なりますが、一般的に半年から1年半程度が目安です。メスを使わないため、骨切りのような大きな手術に比べてダウンタイムが短い点も特徴です。

ボトックスの特徴と仕組み

ボトックスは、ボツリヌストキシンという成分を筋肉に注射することで、過剰な筋肉の動きを抑える施術です。エラの張りが気になる方の場合、咬筋にボトックスを注入すると筋肉が徐々に縮小し、フェイスラインがすっきりとした印象に近づきます。また、口角を下に引く筋肉に少量を注入すれば口角の改善にもつながります。施術時間は数分から10分程度と短く、注射のみで完了するため手軽に受けられるのが魅力です。効果の発現は施術後2週間から1か月ほどで実感される方が多く、持続期間は3か月から6か月程度が一般的です。なお、効果には個人差がありますので、持続期間はあくまで目安としてお考えください。

併用で得られる効果とメリット

糸リフトとボトックスを併用する最大のメリットは、それぞれの長所を掛け合わせて相乗的な効果を狙える点にあります。当院での診療経験からも、単体施術よりも満足度が高いとおっしゃる方が多い傾向があります。

リフトアップと輪郭引き締めの同時実現

糸リフトは皮膚や脂肪を物理的に持ち上げる施術であり、縦方向のたるみ改善を得意としています。一方、ボトックスは筋肉のボリュームダウンによって横方向のフェイスラインを引き締めます。この二つを組み合わせることで、顔全体の立体的な輪郭形成が可能になります。例えばほうれい線が深い方がフェイスラインのもたつきとエラの張りの両方を気にされている場合、糸リフトで頬のたるみを引き上げつつ、ボトックスでエラの筋肉を縮小させることで、正面から見ても横顔から見てもすっきりとしたラインを目指せます。日本美容外科学会でも、複合的な施術アプローチによって患者満足度が向上する傾向が報告されており、併用は合理的な選択肢として注目されています。

効果の持続期間が延びやすい理由

ボトックスによって咬筋や広頸筋の過剰な動きが抑えられると、糸リフトで引き上げた組織にかかる下方向への力が軽減されます。これにより、糸への負担が減少し、リフトアップの効果がより長く維持されやすくなると考えられています。当院の医師によると、ボトックスの筋弛緩作用が糸の固定を補助するような形で働くため、併用した方が糸単体よりも引き上げ効果の持続期間が延びるケースが多いとのことです。もちろん効果には個人差がありますが、施術の組み合わせによる持続性の向上は併用の大きなメリットの一つです。

ダウンタイムを最小限に抑えやすい

糸リフトとボトックスはどちらもメスを使わない施術であるため、骨切り手術のような長期間のダウンタイムは基本的にありません。糸リフトのダウンタイムは一般的に1週間から2週間程度で、腫れやむくみ、軽い痛みが生じることがあります。ボトックスは注射のみのため、施術直後から日常生活に戻れるケースがほとんどです。併用する場合でも、ダウンタイムが大幅に延びることは少なく、仕事や日常への影響を最小限にとどめながら複合的なアプローチが受けられる点はおすすめできるポイントです。

併用がおすすめな方の特徴

糸リフトとボトックスの併用は多くの方にメリットがありますが、特に以下のようなお悩みを抱えている方におすすめです。

こんなお悩みに併用が向いています

まず、フェイスラインがぼやけてきたうえにエラの張りも気になるという方には、引き上げと筋肉の縮小を同時に行える併用が効果的です。また、ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきて老けて見えるという方にも、糸による物理的なリフトアップとボトックスによる表情筋の調整を組み合わせることで、自然な若返りを目指せます。二重顎が目立ってきて小顔になりたいと感じている方や、面長に見えるのが気になるという方にも併用は有力な選択肢です。さらに、過去にボトックス単体を受けたけれどたるみの改善が物足りなかったという方が糸リフトを追加するケースも増えています。

併用に向かない場合もあります

一方で、すべての方に併用が適しているわけではありません。肌の状態や年齢、たるみの程度によっては糸リフト単体やほかの施術が適している場合もあります。また、妊娠中や授乳中の方、特定の神経疾患をお持ちの方はボトックスの使用が制限されることがあります。リノクリニック東銀座では、一人ひとりの状態を丁寧に診察したうえで、本当に併用が最善かどうかを医師が判断しています。無理に併用を勧めることはありませんので、まずはカウンセリングでご自身の希望とお悩みをお伝えください。

施術の流れと費用の目安について

実際に糸リフトとボトックスの併用を検討される場合、施術の流れや費用は事前に把握しておきたいポイントです。ここでは当院での一般的な流れをご紹介します。

施術の流れ

STEP 1|カウンセリングと診察

医師がたるみの程度やフェイスラインの状態、エラの張り具合を確認し、糸の本数やボトックスの注入量を決定します。施術のリスクやダウンタイムについても詳しくご説明します。

STEP 2|デザインと麻酔

引き上げたい方向やボトックスの注入ポイントをマーキングします。糸リフトには局所麻酔を使用しますので、施術中の痛みは最小限に抑えられます。

STEP 3|糸リフトの施術

皮膚に小さな穴を開け、コグ付きの糸を挿入して組織を引き上げます。使用する糸の本数は片側3本から6本程度が一般的で、施術時間は30分から60分ほどです。

STEP 4|ボトックス注入

糸リフトの完了後、エラや口角周囲などの対象部位にボトックスを注入します。注入自体は5分から10分程度で終了します。

STEP 5|術後の確認とアフターケアの説明

仕上がりを確認し、術後の過ごし方や注意事項をお伝えします。当日中にお帰りいただけます。

費用の目安

費用は使用する糸の種類や本数、ボトックスの注入量によって異なります。糸リフトは1本あたり1万5千円から5万円程度、ボトックスのエラへの注入は3万円から6万円程度が一般的な参考価格です。併用する場合はそれぞれの費用を合算した金額が目安となります。なお、確定金額はカウンセリング時に医師が施術内容を決定したうえでご案内いたします。リノクリニック東銀座では、費用面での不安も含めてお気軽にご相談いただける体制を整えています。

併用後の注意点とケア方法

施術後の過ごし方は、効果の持続や仕上がりの質に大きく関わります。以下のポイントを意識して、よりよい結果を目指しましょう。

糸リフト施術後は、1週間程度は施術部位を強くこすったりマッサージしたりすることを避けてください。糸が組織に安定するまでの期間に外力が加わると、仕上がりに影響が出る可能性があります。洗顔やメイクは翌日から可能ですが、患部を強く触らないよう注意が必要です。ボトックスについては、施術当日は激しい運動やサウナ、飲酒を控えることが推奨されます。これはボトックスの成分が注入部位から過度に拡散するのを防ぐためです。また、施術後2週間から1か月で効果が徐々に現れるため、直後に変化を感じなくても焦る必要はありません。当院の医師によると、併用施術後に術後1か月の経過診察を受けていただくことで、糸の定着状態やボトックスの効果を適切に評価でき、必要に応じた追加対応も可能になるとのことです。効果を長く保つためには、ボトックスの定期的な追加注入を3か月から6か月ごとに検討されることもおすすめです。

よくある質問

Q. 糸リフトとボトックスは同じ日に受けられますか?

A. はい、同日に施術を受けることが可能です。当院でも糸リフト後にボトックスを注入する流れで行うケースが多くあります。ただし、たるみの程度や体調によっては別日での施術をご提案する場合もありますので、カウンセリング時に医師にご相談ください。効果には個人差があります。

Q. フェイスラインがぼやけてきてエラも張っているのですが、併用で改善できますか?

A. フェイスラインのもたつきには糸リフトによる引き上げ、エラの張りにはボトックスによる咬筋の縮小がそれぞれ有効です。併用することで両方の悩みに同時にアプローチでき、すっきりとした輪郭を目指せます。まずは状態を拝見し、最適なプランをご提案いたします。

Q. 糸リフトとボトックスの併用はどれくらい効果が持続しますか?

A. 糸リフトの効果は半年から1年半程度、ボトックスは3か月から6か月程度が一般的な目安です。併用によって糸への負担が軽減され、リフトアップ効果がやや長く持続する傾向があります。持続期間は個人差がありますので、定期的な経過診察をおすすめしています。

まとめ

  • 糸リフトは物理的にたるみを引き上げ、ボトックスは筋肉を縮小させて輪郭を整える施術です
  • 併用することで引き上げと引き締めの相乗効果が期待でき、効果の持続期間も延びやすくなります
  • フェイスラインのぼやけ、ほうれい線、エラの張り、二重顎など複合的な悩みに対応できます
  • どちらもメスを使わないためダウンタイムが比較的短く、日常生活への影響を抑えられます
  • 費用や施術内容は一人ひとりの状態により異なるため、カウンセリングでの確認が大切です

糸リフトとボトックスの併用は、たるみと輪郭の悩みを同時に改善したい方にとっておすすめの選択肢です。効果には個人差がありますので、ご自身に合った施術かどうかを知るためにも、まずはお気軽にご相談ください。

当院のご案内

リノクリニック東銀座は、外科専門医である院長が糸リフトやボトックスをはじめとする美容医療を提供しています。一人ひとりのお悩みに丁寧に向き合い、最適な施術プランをご提案いたします。無理な勧誘は一切行いませんので、安心してお越しください。
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監修者情報

宮﨑 邦夫

リノクリニック東銀座 院長

【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員

消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。

監修日:2026.06.22

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