院長コラム
頬骨が横に張り出していて顔が大きく見える、正面から見たときにベース顔のように感じる、横顔のラインが気になる――こうしたお悩みをお持ちではありませんか。頬骨弓の骨切り術式であるアーチリダクションは、頬骨の張り出しを根本から改善し、自然な小顔ラインをつくる輪郭整形として注目されています。東銀座のリノクリニックでは、外科専門医である院長が一人ひとりの骨格をCTで精密に分析したうえで手術計画を立てています。この記事では、アーチリダクションの具体的な術式の流れ、ダウンタイムの経過、費用の目安、そして当院独自の術後管理方針まで、初めて輪郭整形を検討される方にもわかりやすく解説します。効果には個人差がありますが、骨切りによる小顔整形の全体像をつかむうえで参考にしていただければ幸いです。
この記事でわかること
・頬骨弓骨切り(アーチリダクション)の術式と手術の流れ
・ダウンタイムの期間や腫れのピーク、仕事復帰の目安
・当院が術後の回復で重視している3つのケア
・費用の目安やカウンセリングで確認すべきポイント
目次
頬骨弓の構造と張り出しの原因
頬骨は顔の中央から側面にかけて広がるアーチ状の骨で、正式には頬骨体部と頬骨弓に分けられます。頬骨体部は目の下あたりに位置し、頬骨弓は耳の前方に向かって弧を描くように伸びています。顔が大きく見える原因として多いのが、この頬骨弓が外側に大きく張り出しているケースです。骨格の張り出しは脂肪やむくみとは異なり、ダイエットやマッサージでは改善できません。
顔のバランスが悪いと感じる方の中には、頬骨弓の張り出しが原因で正面からの顔幅が広く見えたり、横顔のシルエットがごつく感じられたりする方が少なくありません。エラが張っているように見えるけれど実は頬骨弓の問題だった、という方も当院の診療では珍しくないケースです。こうした骨格レベルの張り出しに対して根本的にアプローチできるのが、頬骨弓の骨切り術式であるアーチリダクションです。
頬骨体部と頬骨弓の違い
頬骨体部は正面の高さやボリュームに関わり、頬骨弓は横幅に影響します。小顔になりたいという希望の中でも、正面の頬の高まりを減らしたいのか、横顔や斜めから見たときの幅を狭くしたいのかによってアプローチが変わります。カウンセリングではCT画像をもとに、どの部位の骨をどの程度移動させるかを具体的にシミュレーションします。当院の院長は「CTを撮らずに手術計画を立てることは考えられない。骨の厚みや神経の走行は一人ひとり異なるため、術前の精密な画像診断こそが安全で満足度の高い結果につながる」と考えています。
アーチリダクション骨切りの術式
アーチリダクションとは、頬骨弓を骨切りしたうえで内側に移動させ、顔の横幅を小さくする術式です。口腔内と耳の前方のもみあげ部分から小さな切開を加え、骨に直接アプローチします。口腔内からの操作では頬骨体部の骨削りや骨切りを行い、もみあげ部分の切開からは頬骨弓の後方を骨切りします。こうして前方と後方の2か所で骨を切断したあと、弓状の骨全体を内側へ押し込んで固定するのが基本的な流れです。
STEP 1|術前検査とシミュレーション
CT撮影で骨の厚み、神経の走行、左右差を精密に評価します。どの位置で骨切りを行い、何ミリ内側へ移動させるかを計画します。
STEP 2|切開とアプローチ
全身麻酔下で口腔内の上顎歯肉部とこめかみ付近の皮膚を小さく切開し、骨膜下で骨を露出させます。
STEP 3|骨切りと移動
専用のオシレーティングソーやピエゾサージェリーを用いて頬骨体部と頬骨弓を骨切りし、弓全体を内側に移動させます。移動幅は通常3から7ミリ程度ですが、骨格によって異なります。
STEP 4|固定と閉創
チタン製のプレートとスクリューで骨を新しい位置に固定し、創部を吸収糸で縫合します。
銀座エリアで頬骨の骨切りを検討されている方は、まずCT撮影に基づいたカウンセリングを受けることが大切です。施術の詳細については、施術一覧ページもあわせてご覧ください。
体部削りとの組み合わせ
頬骨弓の骨切りだけでなく、頬骨体部を削ったり一部を骨切りしたりすることで、正面からの突出感も同時に改善できる場合があります。顔の横幅と正面の高さの両方を変えたい方には、体部と弓部を一体的に処理する方法が選択肢に入ります。ただし削りすぎると頬がこけたような印象になる可能性もあるため、術前のシミュレーションが重要です。
骨切り後のダウンタイム経過
頬骨弓の骨切り術式を受けたあとのダウンタイムは、多くの方が気になるポイントです。当院での診療経験では、腫れのピークは術後4から5日で、2週間で約7割の腫れが引き、1ヶ月で約9割が引くのが一般的な経過です。内出血は術後1から2週間ほどで黄色く変化しながら消退していきます。
当院では血腫の早期発見と気道確保、開口訓練を優先するため、フェイスバンドによる圧迫固定は行いません。術後の回復において当院が重視しているのは、以下の3つのセルフケアです。
当院が推奨する術後ケア
1つ目は、頭を高くして過ごすことです。就寝時も枕を高めにすることで、むくみや腫れの軽減を促します。2つ目は、しっかり食事を取ることです。術後は食欲が落ちやすいですが、回復のためには十分な栄養摂取が欠かせません。3つ目は、早期からの開口訓練です。口を動かすリハビリを術後早い段階から始めることで、顎関節のこわばりを予防し、日常生活への復帰を早めます。
仕事復帰については、早い方は術後数日で復帰されています。マスクをしていればデスクワークは可能な方が多く、腫れを気にしなければ生活リズムはどんどん戻していただいて構いません。中央区周辺にお住まいやお勤めの方には、通院しやすい立地も安心材料のひとつです。
実際にどのような変化が期待できるか気になる方は、当院の症例写真もぜひご参考ください。
骨切り術式の費用とリスク
頬骨弓のアーチリダクション骨切りの費用は、当院では目安として税込110万円から160万円程度となっています。頬骨体部の骨削りを併用する場合や、他の輪郭手術を同時に行う場合には費用が変動します。確定金額はカウンセリングにて、術式の範囲や麻酔方法を含めてご案内いたします。
考えられるリスクと合併症
骨切り術式には、腫れ、内出血、感染、左右差、神経損傷による一時的なしびれ、骨の癒合遅延といったリスクがあります。とくに頬骨弓の周辺には顔面神経の側頭枝が走行しているため、術中に神経を傷つけないよう細心の注意が求められます。当院の院長の臨床経験では、CT上で神経の走行を事前に把握し、骨膜下で慎重に剥離を行うことで神経損傷のリスクを最小限に抑えることが可能であると考えています。万一しびれが生じた場合でも、多くは数週間から数か月で回復していきます。ただし、効果には個人差がありますので、リスクについても術前カウンセリングで十分にご理解いただいたうえで手術を受けていただくことが大切です。
カウンセリングで確認すべきこと
東京で頬骨の骨切りを検討している方がカウンセリング時に確認しておきたいポイントとしては、CT撮影に基づく骨格診断の有無、骨切りの具体的な移動量、術後のケア方針、追加費用の有無、修正手術の対応方針などが挙げられます。面長やベース顔で悩んでいるけれど、実際にはエラの骨なのか頬骨弓なのか自分では判断しにくいという方も少なくありません。画像診断なしに手術方針を決めることはできないため、CT撮影を標準的に行っているかどうかはクリニック選びの重要な基準のひとつです。
アーチリダクション骨切りの適応
頬骨弓のアーチリダクション骨切り術式が適しているのは、頬骨弓の横方向の張り出しが顔の横幅を大きくしている方です。正面から見たときに顔が大きい、横顔がごつい、小顔になりたいという希望がある方のうち、骨格的な原因が頬骨弓にあると判断される場合に適応となります。
一方で、頬の高まりが主な悩みの場合には体部の骨削りが中心になることもあり、エラが張っているのが原因であれば下顎角の骨切りが適していることもあります。Eラインが整わない、横顔のラインが気になるといったお悩みでは、顎の前後的な位置関係も含めた総合的な診断が必要です。日本形成外科学会や日本美容外科学会(JSAPS)でも輪郭整形に関する学術的な議論が行われており、骨切り術式の安全性と効果に関するエビデンスは年々蓄積されています。
当院では初診カウンセリングの段階でCT画像を確認しながら、どの骨をどう動かすかを具体的にお伝えしています。顔のバランスが悪いと感じているけれど何が原因かわからないという方も、まずは画像を見ながら一緒に確認していきましょう。
よくある質問
Q. 頬骨が横に張り出していて顔が大きく見えますが、骨切りで改善できますか。
A. 頬骨弓の張り出しが原因で顔の横幅が広く見えている場合、アーチリダクション骨切りにより改善が期待できます。CTで骨格を確認し、適応があるか判断します。効果には個人差がありますので、まずはカウンセリングにてご相談ください。
Q. 骨切り手術のあと、いつから仕事に復帰できますか。
A. 当院での診療経験では、早い方は術後数日でデスクワークに復帰されています。マスクをしていれば腫れは目立ちにくく、生活リズムはどんどん戻していただいて構いません。ただし接客業など人前に出るお仕事は、2週間ほど余裕をみると安心です。
Q. 術後の腫れを早く引かせるために自分でできることはありますか。
A. 当院では頭を高くして過ごすこと、しっかり食事を取ること、早期からの開口訓練の3つを推奨しています。これらを意識していただくことで、2週間で約7割、1ヶ月で約9割の腫れが引いていくのが一般的な経過です。
まとめ
- 頬骨弓の骨切り術式であるアーチリダクションは、顔の横幅の張り出しを骨格レベルで改善する輪郭整形です
- 口腔内ともみあげ付近から切開し、弓状の骨を内側へ移動させて固定します
- 腫れのピークは術後4から5日で、2週間で約7割、1ヶ月で約9割が引きます
- 当院では術後の回復において、頭の挙上、十分な食事、早期の開口訓練を重視しています
- 費用の目安は税込110万円から160万円程度で、確定金額はカウンセリングにてご案内します
顔が大きい、頬骨が横に張り出している、小顔になりたいとお悩みの方は、まずCT画像に基づいた骨格診断を受けてみてください。東銀座のリノクリニックでは、外科専門医である院長が一人ひとりの骨格に合わせた術式をご提案いたします。
当院のご案内
リノクリニック東銀座は、東京都中央区にある輪郭整形を得意とするクリニックです。頬骨弓の骨切りをはじめ、エラ骨切り、顎骨切りなどの輪郭形成を外科専門医である院長が担当しています。カウンセリングではCT画像を用いて丁寧にご説明いたします。
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監修者情報

宮﨑 邦夫
リノクリニック東銀座 院長【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員
消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。
監修日:2026.09.05



