院長コラム

目の下のたるみ・クマを経結膜脱脂で解消|原因と治療を解説

目の下のたるみやクマが気になり、鏡を見るたびにため息をついていませんか。目の下のふくらみは実年齢以上に老けた印象を与えるだけでなく、疲れ顔や不健康そうな印象にもつながりやすい悩みです。コンシーラーで隠しきれない目の下のたるみやクマの原因の多くは、眼窩脂肪の突出によるものです。経結膜脱脂は、まぶたの裏側からアプローチして余分な脂肪を取り除く施術で、皮膚の表面に傷が残らない点が大きな特徴です。この記事では、目の下のたるみやクマが生じるメカニズムから、経結膜脱脂の具体的な施術手順、ダウンタイム、費用目安まで、当院の診療経験をもとに詳しく解説します。治療を検討中の方が納得して判断できるよう、わかりやすくまとめました。

この記事でわかること
・目の下のたるみやクマが起こる原因と種類
・経結膜脱脂の施術手順やダウンタイムの経過
・施術の費用目安やリスクに関する正しい知識
・リノクリニック東銀座での治療の特徴

目の下のたるみやクマの原因

目の下のたるみやクマにはいくつかの種類があり、それぞれ原因が異なります。正しく見分けることが適切な治療への第一歩です。

眼窩脂肪の突出によるふくらみ

眼球の周囲には眼窩脂肪と呼ばれるクッションのような脂肪組織が存在します。加齢にともない、眼球を支える眼窩隔膜や靭帯が緩むと、この脂肪が前方に押し出されて目の下にふくらみができます。このふくらみの下には影ができるため、黒クマと呼ばれる影クマの原因になります。20代後半から徐々に目立ち始め、30代から40代にかけて顕著になるケースが多く見られます。当院の診療経験では、目の下のたるみを主訴に来院される方の多くがこの眼窩脂肪の突出を原因としています。

クマの種類と見分け方

クマは大きく3種類に分けられます。黒クマはふくらみの影によるもので、上を向くと薄くなるのが特徴です。青クマは目の周囲の血行不良や皮膚の薄さによって毛細血管が透けて見えるもので、皮膚を軽く引っ張ると薄くなります。茶クマは色素沈着が原因で、引っ張っても色が変わりません。黒クマは経結膜脱脂による脂肪除去が効果的な治療法となりますが、青クマや茶クマの場合はレーザーや外用薬など別のアプローチが必要になることもあります。正確な診断のためには医師による直接の診察が大切です。

経結膜脱脂の施術の流れ

経結膜脱脂とは、下まぶたの裏側の結膜を数ミリ切開し、そこから突出した眼窩脂肪を適量取り除く術式です。皮膚の表面にメスを入れないため、外側に傷跡が残らないことが最大の利点です。日本美容外科学会でも広く認められた術式であり、多くの医療機関で実施されています。

STEP 1|カウンセリングと診察

まず、目の下のたるみやクマの状態を医師が診察します。脂肪の突出量や皮膚のたるみの程度、クマの種類を総合的に評価し、経結膜脱脂が最適かどうかを判断します。リノクリニック東銀座では、一人ひとりの骨格や脂肪量に合わせて除去量を細かくプランニングします。

STEP 2|麻酔と施術

施術当日は、点眼麻酔と局所麻酔を併用して痛みに十分配慮します。下まぶたの裏側の結膜をわずかに切開し、内側・中央・外側の3つの脂肪区画から適切な量を除去します。施術時間は片側あたり約20分から30分、両側で約40分から60分が目安です。脂肪の取りすぎはくぼみの原因となるため、当院の医師によると左右のバランスを確認しながら慎重に除去量を調整することが重要とのことです。

STEP 3|施術後の確認と帰宅

施術後は15分ほど安静にしていただき、出血や腫れの状態を確認したうえでご帰宅いただきます。結膜の切開部分は縫合しないことが一般的で、粘膜は自然に治癒します。当日からの洗顔やシャワーが可能ですが、入浴や飲酒は翌日以降に控えていただきます。

経結膜脱脂のダウンタイム

経結膜脱脂は外側に傷が残らない施術ですが、ダウンタイムがまったくないわけではありません。あらかじめ経過を理解しておくことで、安心して術後を過ごせます。

術後の腫れと内出血の経過

術後1日目から3日目にかけて腫れのピークを迎えることが多く、目の下がやや膨らんだように感じられます。当院での診療経験では、術後1週間で約7割から8割の腫れが引き、2週間後にはほぼ目立たなくなる方がほとんどです。内出血が出る場合もありますが、多くは1週間から2週間程度で吸収されます。コンシーラーでカバーできる程度であることが多いため、デスクワークであれば術後2日目から3日目で復帰される方も少なくありません。

術後の過ごし方と注意点

術後1週間は激しい運動や長時間の入浴、飲酒を避けてください。これらの行為は血流を増加させ、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。就寝時は枕を少し高めにすると腫れの軽減に効果的です。また、術後はアイメイクを1週間程度控えていただくことを推奨しています。コンタクトレンズの装着は術後3日目以降から可能ですが、違和感がある場合は無理をせず眼鏡で過ごしてください。術後1週間目と1か月目に経過診察を行い、回復状況を医師が確認します。

経結膜脱脂の費用とリスク

費用やリスクについて正確に把握しておくことは、治療を選択するうえで欠かせないポイントです。

費用の目安

経結膜脱脂の費用は、自由診療のため医療機関によって差があります。一般的な相場としては両目で20万円から40万円程度が目安です。リノクリニック東銀座での具体的な費用は、脂肪の量や追加処置の有無によっても変動するため、カウンセリングにて正確な金額をご案内しております。なお、目の下のたるみやクマの治療は原則として保険適用外となります。確定金額はカウンセリングでご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

考えられるリスクと副作用

経結膜脱脂は比較的リスクの低い施術ですが、外科的な処置である以上、合併症の可能性をゼロにすることはできません。まれに見られるリスクとしては、術後の血腫、感染、左右差、脂肪の取り残しや取りすぎによるくぼみなどがあります。当院では術前のシミュレーションを丁寧に行い、脂肪の除去量を慎重に判断することでこれらのリスクの軽減に努めています。効果には個人差がありますので、期待できる変化やリスクについてはカウンセリング時に医師から詳しくご説明いたします。

目の下のクマに適した治療の選び方

目の下のクマやたるみの治療法は経結膜脱脂だけではありません。症状に合わせた適切な選択が大切です。

眼窩脂肪の突出が主な原因で、皮膚のたるみが軽度な方には経結膜脱脂が第一選択となることが多いです。一方、皮膚の余りが顕著な場合には、皮膚切除を伴う下眼瞼切開法が検討されます。また、脂肪を除去するだけでなく、目の下のくぼみやゴルゴラインへの脂肪注入を組み合わせることで、より自然で若々しい仕上がりを目指す方法もあります。

リノクリニック東銀座では、外科専門医の資格を持つ院長が一人ひとりの解剖学的な特徴を丁寧に評価し、最適な治療プランをご提案しています。黒クマだけでなく青クマや茶クマが混在しているケースもあるため、複合的な視点での診察を重視しています。どの治療が自分に合っているかわからないという方も、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 経結膜脱脂は痛いですか。

A. 点眼麻酔と局所麻酔を併用して行うため、施術中の痛みはほとんど感じない方が多いです。局所麻酔の注射時にチクッとした感覚がありますが、数秒程度で落ち着きます。術後は鈍い痛みを感じることがありますが、処方する痛み止めで十分対応できる程度です。

Q. 経結膜脱脂の効果はどのくらい持続しますか。

A. 一度除去した眼窩脂肪は再び増えることが基本的にないため、効果は長期間持続する傾向にあります。ただし加齢に伴う皮膚のたるみや組織の変化は進行するため、将来的に別の症状が現れる可能性はあります。効果には個人差がありますので、詳しくは医師にご確認ください。

Q. 経結膜脱脂を受けられない場合はありますか。

A. 血液をサラサラにするお薬を服用中の方、重度の眼疾患がある方、妊娠中の方などは施術をお受けいただけない場合があります。また、皮膚のたるみが強い場合には経結膜脱脂だけでは十分な改善が見込めないこともあるため、別の術式をご提案することがあります。

まとめ

目の下のたるみやクマの治療について、今回の記事のポイントを整理します。

  • 目の下のたるみやクマの主な原因は、加齢による眼窩脂肪の突出である
  • 経結膜脱脂はまぶたの裏側からアプローチするため、外側に傷が残らない
  • 施術時間は両側で約40分から60分、ダウンタイムは1週間から2週間程度が目安である
  • 腫れや内出血は一時的で、多くの場合2週間以内にほぼ落ち着く
  • 効果には個人差があり、正確な診断と適切な術式の選択が重要である

目の下のたるみやクマは、メイクやスキンケアだけでは根本的な改善が難しいことが少なくありません。気になる症状がある方は、まずは医師の診察を受けてご自身の状態を正確に把握することが改善への近道です。

当院のご案内

リノクリニック東銀座は、外科専門医の資格を持つ院長が目の下のたるみやクマ治療をはじめとする美容外科診療を行っております。お一人おひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療法をご提案いたします。初診のご予約はこちら(WEB予約24時間受付)。どうぞお気軽にご相談ください。

監修:リノクリニック東銀座 医師

監修者情報

宮﨑 邦夫

リノクリニック東銀座 院長

【資格・所属学会】
日本外科学会専門医 / 日本外科学会会員 / 日本形成外科学会会員 / 日本頭蓋顎顔面外科学会会員 / 日本美容外科学会会員

消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科など外科研修ののち、外科専門医を取得。その後、形成外科で6年、美容外科で7年実績を積み、リノクリニック東銀座を開業、院長を務める。美容外科の技術は韓国や台湾、アメリカなどへ出向き、良質な技術を取り入れて日々の診療に生かしている。 2014年から在籍していた湘南美容クリニックでは指導医として若手美容外科医の教育にも尽力し、同院で行われた美容外科コンテストで2年連続ではグランプリを獲得。次の東京美容外科では骨切りメニューの立ち上げを行い、スタッフ教育にも尽力した。

監修日:2026.05.10

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